2025-09-16 21:09 の謎

謎解き問題:消えた王冠の宝石

ストーリー

あなたは名探偵。ある日、王室から緊急の依頼が舞い込んできた。 「王冠に飾られた宝石が、夜警の目を盗み忽然と消えてしまったのです。城にいたのは、王、王妃、王子、王女、そして5人の使用人。しかし、皆アリバイを主張しており、誰が嘘をついているのか分からないのです。」

手がかり

  1. 宝石が消えたのは、昨晩の午後9時から午前0時の間。
  2. 城にいた全員の証言は以下の通り。
    • 王:「午後9時から10時まで書斎で執務をしていた。その後、自室で就寝した。」
    • 王妃:「午後9時から11時まで、王女と刺繍をしていた。その後、自室で就寝した。」
    • 王子:「午後9時から12時まで、庭で星を観察していた。」
    • 王女:「午後9時から11時まで、王妃と刺繍をしていた。その後、自室で就寝した。」
    • 使用人A:「午後9時から10時まで、厨房で夕食の片付けをしていた。その後、自室で就寝した。」
    • 使用人B:「午後10時から11時まで、廊下の清掃をしていた。その後、自室で就寝した。」
    • 使用人C:「午後11時から12時まで、暖炉の火の番をしていた。その後、自室で就寝した。」
    • 使用人D:「午後9時から10時まで、使用人Eと談笑していた。その後、自室で就寝した。」
    • 使用人E:「午後9時から10時まで、使用人Dと談笑していた。その後、自室で就寝した。」
  3. 王冠が保管されていた部屋は、午後11時以降、使用人Cが火の番をしている暖炉のある部屋を通らないと行くことができない。
  4. 王子の証言には矛盾点がある。

問題

宝石を盗んだのは誰でしょう?理由と共に答えてください。

解答

犯人:王子

理由:

  1. 王子の証言の矛盾点から、王子が嘘をついていることがわかる。
  2. 王子は午後9時から12時まで庭で星を観察していたと証言しているが、午後11時から12時の間、王冠の部屋へ行くには暖炉の火の番をしている使用人Cの前を通る必要がある。
  3. もし王子が本当に星を観察していたならば、使用人Cは王子の姿を目撃しているはずだが、そのような証言はない。つまり、王子は午後11時以降に暖炉のある部屋を通ったことを隠している。
  4. 他の容疑者は、アリバイが成立しているか、または王冠の部屋へ行く動機が薄い。
  5. したがって、王冠の部屋へ行くことができ、嘘をついている王子が宝石を盗んだ可能性が最も高い。