2025-09-15 15:12 の謎
毎日謎解き:不思議な絵画と消えた王女
物語
ある王国に、美しい王女リリーがいました。彼女は絵を描くことが大好きで、いつも庭園で風景画を描いていました。しかし、ある日、リリー王女は忽然と姿を消してしまいます。
王女がいなくなった庭園には、彼女が最後に描いていたと思われる未完成の絵が残されていました。絵には、王女が普段使っていた画材と、いくつかの奇妙な記号が描かれています。
王国中の知恵者が集められ、絵の謎を解こうとしましたが、誰も手がかりを見つけられません。あなたは、王国最高の探偵として、この謎を解き明かすことができるでしょうか?
絵に描かれたもの
- 風景: 王女がよく描いていた庭園の一部。
- 画材: 絵筆、パレット、絵の具(赤、青、黄、緑)。
-
記号:
- 円の中に縦線(絵筆の近く)
- 三角形の中に点(パレットの近く)
- 四角形の中に×印(赤い絵の具の近く)
- 五角形の中に!マーク(青い絵の具の近く)
- 六角形の中に?マーク(黄色い絵の具の近く)
- 星形の中に♪マーク(緑の絵の具の近く)
手がかり
- 王女は、絵を描く際に必ずある「ルール」を守っていました。それは、画材と記号を結びつけることで、隠されたメッセージを伝えるというものでした。
- 王女は日記をつけており、その中に「形は数、色は方角を示す」という記述があります。
- 方角は、北(上)、南(下)、東(右)、西(左)の4つのみを考えます。
問題
絵に隠されたメッセージを解読し、リリー王女がどこにいるのかを特定してください。メッセージは、方角を示す言葉で構成されています。
解答
まず、手がかり2から、形と色がそれぞれ数と方角を示していることがわかります。
- 円(1)
- 三角形(3)
- 四角形(4)
- 五角形(5)
- 六角形(6)
- 星形(たくさん=無限大と仮定)
そして、手がかり1から、これらの図形が画材と関連付けられていることが重要です。
- 絵筆→ 円(1)
- パレット→ 三角形(3)
- 赤い絵の具→ 四角形(4)
- 青い絵の具→ 五角形(5)
- 黄色い絵の具→ 六角形(6)
- 緑の絵の具→ 星形
次に、手がかり2より色から方角を導き出します。
- 赤 → (例)南
- 青 → (例)東
- 黄 → (例)西
- 緑 → (例)北
※色と方角の対応は任意で決めて構いませんが、一度決めたら変更しないこと。ここでは例として上記対応を使用します。
画材と対応した記号を並べ、数と方角に置き換えます。
- 絵筆 (1)
- パレット(3)
- 赤い絵の具 (4)
- 青い絵の具 (5)
- 黄色い絵の具 (6)
- 緑の絵の具 (無限大)
つまり、以下のメッセージとなります。
- 1 (絵筆)
- 3 (パレット)
- 南(4)
- 東(5)
- 西(6)
- 北(無限大)
この謎を解くには、絵筆が1本であること、パレットの穴が3つであること、コンパスの「南」の文字が「4画」であること、「東」の文字が「5画」であること、「西」の文字が「6画」であることを知っている必要があり、それを組み合わせると、
「一本道、三つ目の分かれ道を南へ、四つ目の分かれ道を東へ、五つ目の分かれ道を西へ、ひたすら北へ」
となります。
庭園の奥には、迷路のように入り組んだ道があり、王女はそれを辿って、北にある隠し通路へと向かったのです。王女は、絵を描くことが好きだったため、この場所にアトリエを作っていました。