2025-09-15 14:12 の謎
謎解き問題:消えた宝石「星の涙」
物語
あなたは名探偵。ある日、大富豪の屋敷から「星の涙」と呼ばれる伝説の宝石が盗まれたという事件の依頼が入りました。屋敷には、被害者の大富豪、メイド、執事、庭師の4人がいました。あなたは彼らに話を聞き、現場を調べましたが、手がかりはほとんどありません。
唯一の手がかりは、宝石が盗まれた部屋に残されていた4枚のメモ。それぞれのメモには、誰かの証言らしきものが書かれていました。
メモ
- メモ1: 「私が最後に宝石を見たのは、昨日の午後3時頃です。その時、庭師が庭の手入れをしていました。」
- メモ2: 「私は昨日一日中、屋敷の掃除をしていました。宝石が盗まれた部屋には一度も入っていません。」
- メモ3: 「昨日の午後3時頃は、執事と一緒に書斎で書類の整理をしていました。」
- メモ4: 「私は昨日、一日中庭の手入れをしていました。午後3時には、バラの剪定をしていました。」
手がかり
- 犯人は嘘をついている。
- アリバイが成立する人物は犯人ではない。
- メモを書いたのは、大富豪、メイド、執事、庭師のいずれか。
問題
上記のメモと手がかりから、宝石を盗んだ犯人を推理してください。
解答
論理的思考
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メモ1とメモ4の矛盾: メモ1では、庭師が午後3時に庭の手入れをしていると証言されています。一方、メモ4では、庭師自身が午後3時にバラの剪定をしていたと証言しています。バラの剪定も庭の手入れの一部なので、この二つのメモだけでは矛盾とは言えません。
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メモ1とメモ3の矛盾: メモ1では、庭師が午後3時に庭の手入れをしていると証言されています。一方、メモ3では、執事が午後3時に書斎で書類整理をしていたと証言されています。この二つの証言は両立可能です。
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犯人の特定: もし、メモ1を書いたのがメイドだった場合、メイドは庭師のアリバイを証言しています。もし、メモ1を書いたのが執事だった場合、執事は庭師のアリバイを証言しています。もし、メモ1を書いたのが庭師だった場合、庭師は自分のアリバイを証言しています。メモ2を書いたのがメイドだった場合、メイドは自分のアリバイを主張しています。メモ3を書いたのが執事だった場合、執事は自分のアリバイを主張しています。メモ4を書いたのが庭師だった場合、庭師は自分のアリバイを主張しています。大富豪は誰のアリバイも主張していません。
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犯人の特定(続き): メモ1、2、3、4を書いたのがそれぞれメイド、執事、庭師だったと仮定します。この場合、大富豪はメモを書いていません。大富豪はアリバイを主張していないので、犯人である可能性があります。
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結論: 以上の推理から、犯人は大富豪である可能性が最も高いです。
犯人:大富豪