2025-09-13 19:07 の謎
毎日謎解き:消えた王冠と秘密の暗号
問題
あなたは名探偵シャーロック・ホームズの助手として、とある小国の王室から依頼を受けました。王室の宝である「太陽の王冠」が盗まれたのです。犯行現場は王室の宝物庫。厳重な警備をかいくぐって王冠を盗み出すには、内部の人間しか知りえない秘密の通路を使う必要がありました。
現場に残された手がかりは、以下の3つのものです。
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奇妙なメッセージ: 宝物庫の壁にチョークで書かれた、一見ランダムな文字列。「K4 L7 M10 O13 P16」
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バラバラの絵: 床には、引き裂かれた王室の紋章の絵。破片は全部で5つ。
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使用された懐中電灯: 宝物庫の隅に落ちていた懐中電灯。レンズ部分に、うっすらと指紋が付着している。
王は言いました。「王冠を取り戻してほしい。犯人は、きっとこの国の裏切り者だ。」
あなたは、これらの手がかりから犯人を特定し、王冠の隠し場所を突き止めなければなりません。
追加情報:
- 王室の紋章は、獅子、鷲、百合、樫の葉、剣の5つの要素で構成されています。
- 王室の関係者は全部で10人。それぞれに1から10までの番号が割り振られています。
- 王室関係者の指紋は既に採取済みです。
さあ、あなたはこれらの情報から、犯人と王冠の隠し場所を突き止めることができるでしょうか?
ヒント
- メッセージの文字と数字の関係に注目しましょう。
- 紋章の破片と王室の関係者を結びつけることができるかもしれません。
- 指紋鑑定の結果と、他の手がかりを照らし合わせましょう。
解答
まず、奇妙なメッセージ「K4 L7 M10 O13 P16」を分析します。文字はアルファベット順に進んでおり、数字は3ずつ増えています。このパターンに従うと、文字と数字の関係は以下のようになります。
- K - 4
- L - 7
- M - 10
- N - 13
- O - 13
- P - 16
アルファベットを数字に置き換えると、A=1, B=2, C=3… となるため、メッセージは以下のようになります。
- 11 - 4
- 12 - 7
- 13 - 10
- 14 - 13
- 15 - 13
- 16 - 16
それぞれの数字の差を計算すると、
- 11 - 4 = 7
- 12 - 7 = 5
- 13 - 10 = 3
- 15 - 13 = 2
- 16 - 16 = 0
となります。
次に、バラバラの紋章の絵に注目します。紋章の各要素(獅子、鷲、百合、樫の葉、剣)に対応する数字を上記の差の数から割り当てます。 例えば、差が7に対応する紋章の要素を1, 差が5に対応する要素を2, というように。 すると、それぞれの要素に対応する数字は以下のようになります。
- 獅子 - 7 (1)
- 鷲 - 5 (2)
- 百合 - 3 (3)
- 樫の葉 - 2 (4)
- 剣 - 0 (5)
最後に、指紋鑑定の結果を確認します。犯人の指紋が王室関係者の番号「7」と一致したとしましょう。
したがって、犯人は王室関係者の7番であり、メッセージは「7」という数字を指し示しています。 紋章の要素と数字の関連性から、7番は獅子に対応していることがわかります。
結論として、犯人は王室関係者の7番であり、王冠は「獅子」の像の裏に隠されていると推理できます。