2025-09-12 11:09 の謎
毎日謎解き:消えた王女のティアラ
【物語】
古の王国、アルカディア。平和な日々が続いていたある日、王女エメラルドが大切にしていたティアラが、忽然と姿を消してしまった。ティアラは王国の象徴であり、無くなれば国中に不安が広がるのは必至。王女は親友のあなたに、内密にティアラを探してほしいと頼んだ。
王女の部屋を調べると、以下の手がかりが見つかった。
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日記の切れ端: 「今日は、庭で一番大きなバラの木の下で、秘密のお茶会を開いた。お気に入りのティーカップは、母から譲り受けた青い花柄のもの。そのあと、物置で古い宝箱を見つけた。」
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庭師の証言: 「お姫様は毎日、庭でバラの手入れをされています。最近は特に、白いバラを増やそうと頑張っておられました。あ、そういえば昨日、物置に何か運んでおられましたよ。」
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物置の状況: 物置には、いくつかの宝箱が置かれている。そのうちの一つは、新しく持ち込まれたものらしく、少しだけ開いている。宝箱には鍵がかかっており、箱には以下の文字が刻まれている。
「過去・現在・未来、繋ぐは時の流れ。始まりの場所を探し出せ。」
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王女のメモ: 「宝箱の鍵のヒント:それぞれの単語を数字に変換し、その数字を足し合わせると答えが出るはず。」
【問題】
王女のティアラはどこに隠されているだろうか?
上記の手がかりを元に、隠し場所を特定しなさい。
【難易度】
小学生高学年〜大人
解答
【隠し場所】
庭で一番大きなバラの木の下
【解答のステップ】
- 宝箱の暗号解読:
- 「過去」「現在」「未来」というキーワードから、「時」に関連する単語だと推測できる。
- 王女のメモにある「それぞれの単語を数字に変換し、その数字を足し合わせる」というヒントを元に、各単語を時刻の要素に置き換える。
- 「過去」→「1日前」
- 「現在」→「今」
- 「未来」→「1日後」
- これらを足し合わせると「1 + 0 + 1 = 2」となり、この数字が鍵のヒントだと考えられる。
- 日記と証言の照合:
- 日記には「庭で一番大きなバラの木の下で、秘密のお茶会を開いた」と書かれている。
- 庭師の証言から、王女は最近、白いバラを増やそうとしていたことがわかる。
- 物置の宝箱の暗号「2」と「庭」と「白いバラ」から、2番目に大きい白いバラの木を探すという解釈も可能だが、一番確実なのは日記に書かれた「庭で一番大きなバラの木の下」である。
- 結論:
- 王女は「庭で一番大きなバラの木の下」で秘密のお茶会を開いていた。
- 暗号のヒントから導き出される数字は「2」であり、これは単に宝箱の隠し場所を指し示すものではないと考えられる。
- よって、ティアラは日記に書かれた場所、「庭で一番大きなバラの木の下」に隠されている可能性が最も高い。
- 宝箱はミスリードであり、王女がティアラを隠すために、あえて物置に置いたと考えられる。