2025-09-12 08:15 の謎
毎日楽しめる謎解き:古書店「言の葉堂」の奇妙な依頼
プロローグ
あなたは古書店「言の葉堂」の店主。街の片隅でひっそりと営業しているその店には、日替わりで様々な人々が訪れます。ある日、見慣れない老紳士が店に入ってきました。彼は一冊の古びた日記を手に、こう言います。
「この日記に書かれた謎を解いてほしい。解ければ、私の財産を全て譲ろう。」
日記は所々文字が掠れて読めない部分があり、奇妙な暗号や詩のようなものが書き連ねられています。あなたは彼の依頼を引き受け、日記の謎を解き明かすことにしました。
第一夜:消えた手紙
日記の最初のページには、こう書かれていました。
「今宵、大切な手紙を隠した。場所を示すのは、以下の言葉が指し示す場所なり。 一、始まりの始まり 二、時を告げるもの 三、知恵の泉 四、旅の終わり」
日記にはさらに、手紙についてこう追記されています。
「手紙は本棚に隠されている。本棚は全部で四つ。それぞれ赤、青、黄、緑の色をしている。手紙が入っている本棚の色は、上記の四つの言葉が指し示す場所を繋ぐことで明らかになる。」
あなたは店の中を見渡し、日記の言葉が指し示すものを探しました。そして、以下のことに気が付きました。
- 始まりの始まり:店の入り口
- 時を告げるもの:壁掛けの時計
- 知恵の泉:辞書が置かれた机
- 旅の終わり:店の奥にある椅子
店の見取り図は以下の通りです。
奥
(椅子)
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(辞書)-----(本棚:赤、青、黄、緑)
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(時計)
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(入り口)
入り口
手紙が隠された本棚の色は何色でしょう?
解答
まず、日記の言葉が指し示す場所を繋ぎます。
- 入り口から時計へ
- 時計から辞書へ
- 辞書から椅子へ
この経路を辿ると、時計から辞書へ向かう際に赤い本棚の前を通り、辞書から椅子へ向かう際に緑色の本棚の前を通ることが分かります。つまり、手紙が隠された本棚の色は赤色と緑色です。