2025-09-12 04:12 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠の謎
物語
静かな夜、王室の宝物庫から王冠が盗まれた!警備は厳重で、外部からの侵入は不可能。内部の者に犯人がいると断定された。容疑者は以下の4人。
- A: 王室の執事。長年王家に仕え、忠誠心は厚いと評判。しかし、最近、ギャンブルで多額の借金を抱えているという噂も。
- B: 王女の侍女。王女からの信頼も厚く、宝物庫の鍵の管理も任されている。しかし、王女に嫉妬しているという噂もある。
- C: 王室の庭師。庭の手入れ以外に、宝物庫の周辺警備も担当。口数が少なく、何を考えているのか分からない。
- D: 王子の家庭教師。頭脳明晰で、様々な知識を持つ。最近、王位継承について王子と意見が対立したという情報がある。
手がかり
- 犯行が行われたのは、午後10時から午前0時の間。
- Aは、午後9時から午前1時まで自室で読書をしていたと証言。
- Bは、午後10時30分から午前0時30分まで王女と刺繍をしていたと証言。
- Cは、午後9時から午前2時まで庭の警備をしていたと証言。しかし、午後11時から11時30分までの間、休憩を取っていたと証言。
- Dは、午後10時から午前0時まで、書斎で研究をしていたと証言。書斎は宝物庫の真上に位置している。
- 宝物庫の扉には、特殊な暗号が施されており、間違った暗号を入力すると警報が鳴る仕組みになっている。しかし、今回は警報は鳴らなかった。
- 王冠が置かれていた台座の下に、微量の庭の土が付着していた。
問題
上記の証言と手がかりから、王冠を盗んだ犯人を特定してください。
解答
犯人はCである。
理由
- Aのアリバイ: 午後9時から午前1時まで読書をしていたという証言は、犯行時間(午後10時から午前0時)をカバーしているため、Aは犯人ではない可能性が高い。
- Bのアリバイ: 午後10時30分から午前0時30分まで王女と刺繍をしていたという証言は、犯行時間の一部をカバーしているため、Bも犯人ではない可能性が高い。
- Dのアリバイ: Dは書斎にいたと証言しているが、書斎は宝物庫の真上に位置しているため、物理的に王冠を盗むことは困難である。また、宝物庫の扉の暗号を解除する必要があるため、Dが犯人である可能性は低い。
- Cのアリバイの穴: Cは午後11時から11時30分までの間、休憩を取っていたと証言している。この30分間が犯行時間と一致する。
- 物的証拠: 王冠が置かれていた台座の下に付着していた庭の土は、Cが庭師であることから、Cが犯人であることを強く示唆する。
- 警報が鳴らなかった理由: Cは庭の警備担当であるため、宝物庫の扉の暗号を知っていた可能性がある。そのため、警報を鳴らさずに王冠を盗むことができた。
上記を総合的に判断すると、Cが王冠を盗んだ犯人である可能性が最も高い。