2025-09-11 19:08 の謎
毎日謎解き:消えた王冠と猫の足跡
問題
とある小さな国の王室で、国宝である王冠が盗まれる事件が発生しました。王冠は厳重に警備された宝物庫に保管されていたはずなのに、忽然と姿を消してしまったのです。
警備を担当していたのは、腕利きの騎士団長であるあなた。現場にはいくつかの奇妙な痕跡が残されていました。
- 宝物庫の扉は、鍵がかかったままで、壊された形跡はありません。
- 窓は全て内側から施錠されており、侵入経路は見当たりません。
- 宝物庫の中には、猫の足跡がいくつか残されています。足跡は王冠が置かれていた台座の周りにも続いていますが、途中から忽然と消えています。
- 王室には一匹の猫が飼われており、名前は「ミント」といいます。ミントは普段から宝物庫には近づかないように言い聞かされていました。
- 王冠はガラスケースの中に保管されており、ガラスケースも無傷でした。
- しかし、王冠が置いてあった台座の下に、小さなネズミが一匹死んでいるのを発見しました。ネズミには外傷はなく、毒物反応もありませんでした。
- 最後に、宝物庫には監視カメラが設置されていますが、事件発生時の映像はなぜか記録されていませんでした。
騎士団長であるあなたは、この状況から犯人と犯行の手口を推理しなければなりません。
ヒント
- 猫の足跡が途中で消えていることに注目してください。
- 監視カメラの映像が消えている理由を考えてみましょう。
- ネズミの死因は、一見すると無関係に見えますが、重要な手がかりです。
さあ、名探偵のあなたなら、この謎を解き明かせるはず!
解答
犯人: ミント(猫)
犯行の手口:
- 王冠の重み: 王冠はガラスケースの中に保管されていたとはいえ、猫にとっては持ち運べる程度の重さだったと仮定します。
- ネズミの死因: ネズミは、ミントが王冠を運ぶ際に驚いて逃げようとした際、ミントに踏み潰されて死んだと考えられます。
- 足跡の消失: ミントは王冠を咥え、宝物庫からどこか安全な場所に移動しました。猫は必ずしも同じ場所を何度も通らないため、足跡が途中で消えるのは自然です。
- 監視カメラの停止: ミントがネズミを追いかけて宝物庫に入り、監視カメラの電源コードに引っかかって抜いてしまった可能性があります。猫がコードにじゃれることはよくあることです。
- 巧妙な犯行: ミントは普段から宝物庫に近づかないように言われていたため、警備の緩い時間帯を狙って犯行に及んだと考えられます。
論理的根拠:
- 宝物庫が密室であること、侵入経路がないことから、外部からの侵入は考えにくい。
- 猫の足跡が現場に残されていることから、猫が事件に関わっている可能性が高い。
- ネズミの死因が不自然であることから、猫が王冠を盗む過程で事故が起きたと考えられる。
- 監視カメラの映像が消えているのは、猫が何らかの原因で電源を切ってしまったためと考えられる。
- これらの状況を総合的に判断すると、猫が王冠を盗んだと考えるのが最も合理的である。
補足:
この謎解きは、猫が王冠を盗むという少しコミカルな設定になっています。しかし、論理的な思考プロセスに基づいて、誰でも納得できる解答を導き出すことができます。