2025-09-11 17:09 の謎

毎日楽しめる謎解き問題:消えた王冠の謎

物語

ある王国で、代々受け継がれてきた大切な王冠が盗まれてしまいました。王様は名探偵であるあなたに、王冠を取り戻すよう依頼しました。

盗まれたのは昨夜。城には王様、王妃、王子、そして3人の使用人がいました。聞き込み調査の結果、以下の証言が得られました。

  1. 王様: 「昨夜は一晩中、書斎で国の重要書類を読んでいた。誰も見ていない。」
  2. 王妃: 「夜中に喉が渇いてキッチンへ行った際、廊下で誰かとすれ違った気がする。暗くて誰かは分からなかった。」
  3. 王子: 「自室でずっとゲームをしていた。誰とも会っていない。」
  4. 使用人A: 「夜食の準備でキッチンにいた。王妃様を見た。」
  5. 使用人B: 「洗濯物を片付けていた。王様を見た。」
  6. 使用人C: 「自分の部屋で寝ていた。何も見ていない。」

さらに、城にはいくつかの奇妙な点が見つかりました。

あなたはこれらの証言と状況証拠から、犯人を突き止めなければなりません。

問題

王冠を盗んだ犯人は誰でしょうか? 論理的に考えて、犯人を特定してください。

解答

犯人は王子です。

理由

  1. アリバイの矛盾:
    • 王妃は使用人Aに目撃されています。
    • 王様は使用人Bに目撃されています。
    • 使用人Cは自分の部屋にいたと証言しています。
    • 使用人AとBはそれぞれ王妃と王様を目撃したと証言しており、互いに矛盾はありません。
    • 王子は誰にも目撃されておらず、証言を裏付ける者がいません。
  2. 状況証拠との関連性:
    • 王冠のケースの傷は、王冠を強引に持ち出そうとした際にできた可能性があります。
    • キッチンの泥の跡は、王妃がキッチンへ行った際にできたものであれば不自然です。王妃が通ったルートに限定されるはずだからです。王子が外部から侵入し、王冠を盗んだ後に泥をつけてしまったと考える方が自然です。
  3. 動機の推測:
    • 物語からは動機は不明ですが、例えば王様への反抗心や、個人的な理由で王冠を必要としたなど、様々な動機が考えられます。

結論

上記より、王子のアリバイが最も不確実であり、状況証拠との関連性も高いことから、犯人は王子であると結論づけられます。