2025-09-11 05:11 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠
あなたは名探偵。今日はとある国の王様から、非常に困った依頼が舞い込んできました。
王様:「大変だ! 明日、重要な晩餐会があるのだが、王冠がなくなってしまったのだ! 城の中を隅々まで探したが、見つからない。晩餐会に間に合うように、どうか王冠を見つけて欲しい!」
王様の話を聞くと、城にいるのは以下の5人。
- 王様:普段は執務室にいることが多い。
- 王妃:庭でバラの手入れをしていることが多い。
- 王子:自分の部屋でゲームをしていることが多い。
- メイド:城中の掃除をしている。
- 執事:王様の身の回りの世話をしている。
あなたは5人から話を聞き込みました。
王様:「私は執務室にいた。晩餐会のスピーチの練習をしていたのだ。」
王妃:「私は庭でバラの手入れをしていたわ。夕食の準備の相談で少しメイドと話したけれど。」
王子:「僕は一日中自分の部屋にいたよ。誰とも会ってない。」
メイド:「私は城中を掃除していました。王妃様と少しお話しましたが、それ以外は特に変わったことはありませんでした。」
執事:「私は王様の身の回りのお世話をしておりました。王様がスピーチの練習をされている間、私は紅茶を淹れておりました。」
さらに調査を進めると、以下の事実が判明しました。
- 王冠は、最後に王様が晩餐会のリハーサルで使用した際に確認された。
- 城には王様、王妃、王子、メイド、執事の5人しかいない。外部からの侵入者はいない。
- 誰も嘘はついていないが、全員が真実を全て話しているとは限らない。
- 王冠を持ち出せる可能性があるのは一人だけ。
- 王様は執務室でスピーチの練習をしており、執事は王様の身の回りの世話をしていたので、二人とも執務室にいたことがわかる。
さて、王冠を隠したのは誰でしょうか? そして、王冠はどこにあるのでしょうか?
解答
犯人: 執事
王冠の隠し場所: 王様の紅茶の茶葉入れの中
解説:
この問題のポイントは、「誰も嘘はついていないが、全員が真実を全て話しているとは限らない」という点です。
- 王様と執事は、二人とも執務室にいたことが確定しています。メイドは王妃と少し話しただけ、王子は自分の部屋にいたので、王冠を持ち出せる可能性は低いでしょう。王妃もバラの手入れをしていたので、王冠を持ち出すのは難しいと考えられます。
- 王様と執事のうち、王様が自分で王冠を隠す理由は考えにくいです。晩餐会で使用する王冠を隠すのであれば、自分で探す手間が増えるだけです。
- 執事は王様の身の回りの世話をしていたので、王冠に触れる機会がありました。また、「紅茶を淹れていた」という証言から、紅茶の茶葉入れに王冠を隠すことが可能だったと考えられます。
- 以上のことから、執事が王冠を隠したと推測できます。動機は不明ですが、例えば晩餐会を混乱させたい、王様にいたずらをしたかったなど、様々な理由が考えられます。