2025-09-09 16:13 の謎
謎解き問題:消えた王女のティアラ
物語
あなたは腕利きの探偵として知られています。ある日、王国から緊急の依頼が舞い込みました。
「王女様の誕生日に贈られた大切なティアラが、今朝、王宮の宝物庫から忽然と消えてしまったのです。警備は万全だったはずなのに……。どうか、どうか、ティアラを見つけ出して下さい!」
あなたは早速、王宮へと向かいました。
手がかり
- 宝物庫の扉は施錠されており、鍵は王女様の侍女頭であるエマが持っていました。エマは「朝、鍵を開けた時、扉に異常はなかった」と証言しています。
- 宝物庫の中には、王女様のティアラが飾られていた台座と、その周りにいくつかの足跡が残されていました。
- 足跡は全部で3種類あり、それぞれ、兵士のもの、エマのもの、そしてもう一つは泥のついた子供の靴のものだと判明しました。
- 宝物庫には窓がなく、唯一の出入り口は扉のみです。
- 王宮の庭には、ティアラの一部と思われる宝石がいくつか落ちているのが見つかりました。
- エマは王女様を幼い頃から世話しており、王女様を深く敬愛しています。
- 王女様は、ティアラをとても気に入っており、いつも身につけていたいと話していました。
- 王宮には、王女様と同い年くらいの子供たちが数人遊びに来ていました。
問題
上記の状況証拠から、ティアラを盗んだ犯人と、その犯行の手口を推理してください。
解答
犯人:王女様の遊びに来ていた子供
犯行の手口:
- 子供は、王女様のティアラをどうしても欲しくなり、宝物庫から盗む計画を立てました。
- 子供は、庭で遊んでいる時にわざと泥のついた靴で宝物庫に侵入しました。
- エマが宝物庫の扉を開けた隙を見て、子供は忍び込み、ティアラを盗み出しました。
- 逃げる際に、ティアラの一部である宝石を庭に落としてしまいました。
- 子供は、ティアラを隠し、何食わぬ顔で遊びに戻りました。
推理の根拠:
- 宝物庫の足跡の種類から、子供が宝物庫に侵入したことが明らかです。
- 庭にティアラの一部である宝石が落ちていたことは、犯人が逃げる際に落とした可能性が高いことを示唆しています。
- 窓のない宝物庫からティアラを持ち出すためには、扉が開いている隙を狙う必要があります。
- エマは王女様を深く敬愛しており、ティアラを盗む動機がないと考えられます。兵士も同様に、ティアラを盗む動機が見当たりません。
- 王女様と同年代の子供であれば、ティアラに興味を持ち、盗む動機があると考えられます。また、子供であれば、警備の目を盗んで侵入することも比較的容易です。
- 子供の泥のついた靴の足跡があることから、庭から宝物庫へ、そして宝物庫から庭へ移動したと考えられます。
補足:
この問題は、知識は必要なく、与えられた情報を整理し、論理的に推理することで解決できます。子供の足跡という手がかりに気づけるかどうかがポイントです。