2025-09-07 17:08 の謎

謎解き問題:消えた王冠の謎

物語

ここは美しい自然に囲まれた小さな国、エルディア王国。エルディア王国には、代々王家に受け継がれる、国を象徴する美しい王冠がありました。しかし、今朝、その王冠が王宮の宝物庫から忽然と姿を消してしまったのです!

国王は名探偵であるあなたに、王冠の捜索を依頼しました。

王宮にいたのは、以下の4人。

あなたは彼らに事情聴取を行いました。すると、それぞれ次のように証言しました。

さらに、あなたは以下の情報を入手しました。

  1. 宝物庫の扉は厳重に施錠されており、壊された形跡はない。
  2. 鍵は国王、王妃、執事の3人が持っている。
  3. 王子は、王妃に頼んで宝物庫の鍵を借りたことが何度かある。
  4. 庭師は、以前から新しい園芸道具を欲しがっていた。
  5. 王冠は非常に高価で、売れば大金になる。
  6. エルディア王国では、嘘をつくと体が痺れるという奇妙な風習がある。

あなたは4人に、好きな果物を食べてもらい、誰が痺れたかを確認した。

これらの情報から、王冠を盗んだ犯人を特定してください。

解答

犯人は王子です。

論理的思考

  1. 鍵の所持者と侵入: 宝物庫の扉が壊されておらず、鍵を持っているのは国王、王妃、執事の3人。しかし、王子も王妃から鍵を借りたことがあるため、侵入は可能だった。

  2. アリバイの検証: 王妃、執事、庭師はそれぞれアリバイを主張している。
    • 王妃は王冠が無くなったことに一番早く気づいたため、犯人の可能性は低い。
    • 執事は朝食の準備や国王の世話をしていた。
    • 庭師は朝早くから庭の手入れをしていた。
  3. 動機: 王子は新しいゲーム機が欲しいという動機がある。王冠を売れば、その資金を得られる可能性がある。庭師も新しい園芸道具を欲しがっているが、王子のほうが動機が強い。

  4. 嘘の証拠: 王子は「僕は朝からずっと自室で勉強していたよ。王冠のことなんて知らない。」と証言している。しかし、好きな果物を食べた際に痺れたことから、嘘をついていることが判明した。

結論

上記の論理的思考により、王子は宝物庫に侵入し、王冠を盗んだ疑いが最も高く、痺れたことから嘘をついていると断定できるため、犯人は王子であると結論付けられます。