2025-09-06 21:08 の謎
謎解き問題:消えた王女と秘密の晩餐会
物語
古の王国、アストリア。美しい王女、エメラルドが、明日の戴冠式を前に姿を消してしまった。王女は今夜、重臣たちとの晩餐会に出席するはずだった。
晩餐会が開かれる予定だった大広間には、王女の残したと思われるメモが落ちていた。メモには、暗号のようなものが書かれている。
メモの内容
「裏切りの晩餐、影に潜む狼。 時計は嘘を告げ、真実は皿の上に。 色の示す道、辿り着くは宝の場所。 赤きは過去、青きは未来、緑は現在を映す鏡。 狼の正体、探り当てよ。」
晩餐会に出席する予定だった重臣は以下の5人。
- 宰相:老獪な政治家。王女の教育係でもあった。
- 将軍:歴戦の勇士。王女の護衛役を務める。
- 魔法使い:宮廷魔術師。王女に魔法を教えていた。
- 商人:王室御用達の商人。王女に珍しい品を献上していた。
- 吟遊詩人:王女に物語を語り聞かせていた。
晩餐会のテーブルには、5人分の皿が用意されており、それぞれ異なる色の料理が乗せられている。
- 宰相の皿:トマトスープ(赤色)
- 将軍の皿:ブルーベリーパイ(青色)
- 魔法使いの皿:ほうれん草のソテー(緑色)
- 商人の皿:マッシュポテト(白色)
- 吟遊詩人の皿:サーモン(オレンジ色)
また、大広間の壁にかかっている時計は、なぜか3時15分で止まっている。
王女はどこに隠れてしまったのか?そして、王女を誘拐した「狼」とは誰なのか? メモと晩餐会の状況から、王女の居場所と犯人を突き止めよ。
ヒント
- メモの各行には、重要な情報が隠されている。
- 料理の色と、メモにある色の言葉を照らし合わせよう。
- 時計が止まっている時間に注目しよう。
- それぞれの重臣の立場から、犯行動機を考えてみよう。
解答
- メモの解読
- 「時計は嘘を告げ、真実は皿の上に」:時計の時刻に意味がある。3時15分は「315」と読むことができる。
- 「色の示す道、辿り着くは宝の場所。赤きは過去、青きは未来、緑は現在を映す鏡」:料理の色が重要。
- 「裏切りの晩餐、影に潜む狼」:犯人は晩餐会に出席予定の重臣の中にいる。
- 場所の特定
- 赤(宰相)は過去、青(将軍)は未来、緑(魔法使い)は現在を表す。
- 315という数字を当てはめると、3時=緑(魔法使い)、1時=赤(宰相)、5時=青(将軍)となる。
- 現在、過去、未来を順番に並べると、魔法使い、宰相、将軍の順になる。
- これは、王女が重臣たちに会った順番を示していると考えられる。
- 犯人の特定
- 最後に会った将軍が怪しい。
- 将軍は王女の護衛役であり、一番誘拐しやすい立場にある。
- 「狼」という言葉は、勇猛な将軍のイメージに合う。
- 結論
王女は、最後に会った将軍に誘拐された。王女の居場所は不明。