2025-09-03 18:15 の謎
謎解き問題:消えた王冠と三人の容疑者
物語
古の王国アルカディア。平和なこの国で、最も重要な宝である「太陽の王冠」が盗まれてしまった!王宮は騒然となり、名探偵であるあなたが事件の解決を依頼された。
容疑者は三人。
- エリック:王宮に仕える庭師。王冠が盗まれた日の朝、庭の手入れをしていた。
- リリー:王女に仕える侍女。王女の身の回りの世話をしており、王冠が保管されていた部屋にも出入りできた。
- ガストン:王国の騎士。王宮の警備を担当しており、夜の見回りをしていた。
事件当日、以下の証言が得られた。
- エリック:「朝からずっと庭にいた。誰とも会っていない。」
- リリー:「午前中は王女様のお世話をしていた。その後、少し疲れたので休憩室で休んでいた。」
- ガストン:「夜通し見回りをしていた。王宮内には誰も侵入していないはずだ。」
しかし、調査を進めるうちに、以下の事実が判明した。
- 王冠が盗まれたのは、午前中の出来事である。
- 王宮の庭は、王冠が保管されていた部屋の窓から死角になっている場所がある。
- 休憩室は、王女の部屋と王冠が保管されていた部屋の間に位置している。
- ガストンは、夜の見回りの際、必ず一時間だけ休憩を取る。
- 犯人は、王冠を持ち出す際に、庭に咲いていた「月光花」の花びらを一枚落としていった。
問題
上記の証言と事実から、犯人を特定してください。
解答
犯人はリリーです。
理由
- エリックの可能性の排除: 王冠が盗まれたのは午前中であり、エリックは庭にいたと証言している。しかし、庭は王冠の部屋から死角になっている場所があり、花びらが落ちていた事から、エリックが犯人である可能性は低い。
- ガストンの可能性の排除: ガストンは夜の見回りを担当しており、事件が起きた午前中は容疑者から外れる。
- リリーが犯人である可能性:
- リリーは午前中に王女の世話をしていたと証言しているが、休憩室で休んでいたという情報がある。
- 休憩室は王女の部屋と王冠の部屋の間に位置しており、王冠を盗む機会があった。
- 犯人が庭に「月光花」の花びらを落としていったという事実は、リリーが王冠を持ち出す際に、休憩室から庭に出る際に落とした可能性がある。
- エリックが庭に居たとしても、死角から犯行が可能。
- ガストンは夜の見回りだが、休憩時間に犯行が可能。しかし、月光花の花びらを落とす事が不自然。
以上の点から、リリーが最も犯人である可能性が高いと結論付けられます。