2025-09-03 15:11 の謎
謎解き問題:消えた王冠の謎
物語
ある国の王室で、代々受け継がれてきた大切な王冠が盗まれてしまいました。王冠は厳重な警備の金庫に保管されていたはずなのに、金庫は開けられた形跡がなく、王冠だけが忽然と姿を消したのです。
事件当日、王室にいたのは以下の5人。
- 国王:事件当日、執務室で書類に目を通していたと証言。
- 王妃:庭園でバラの手入れをしていたと証言。
- 王子:自室で読書をしていたと証言。
- メイド:食堂で夕食の準備をしていたと証言。
- 執事:国王の執務室で国王の補佐をしていたと証言。
しかし、それぞれの証言には食い違いがあり、誰かが嘘をついている可能性があります。
手がかり
- 王冠が盗まれたのは、夕食の準備時間帯(18:00~19:00)である。
- 王冠が保管されていた金庫は、国王の執務室の奥にある。
- メイドは、17:30から20:00まで食堂から出ていないと証言している。
- 王子は、18:30頃に喉が渇き、食堂へ水を飲みに行ったと証言している。
- 執事は、18:00~19:00の間、国王とずっと執務室にいたと証言している。
- 王妃は、庭園から執務室まで5分で行ける。
問題
上記の証言と手がかりから、王冠を盗んだ犯人を突き止めてください。
解答
犯人は王妃です。
理由
- メイドの証言(手がかり3)より、18:00~19:00の間、食堂から出ていないため、犯人ではない。
- 王子の証言(手がかり4)より、18:30頃に食堂へ水を飲みに行っている。メイドが食堂にいたという証言と矛盾しないため、王子は嘘をついていない可能性が高い。
- 執事の証言(手がかり5)と国王の証言を組み合わせると、18:00~19:00の間、国王と執事は執務室にいたことになり、執事は金庫から王冠を盗むことはできない。
- 国王と執事がずっと執務室にいた場合、金庫から王冠を盗める可能性があるのは、王子か王妃のみ。
- 王子が18:30頃に水を飲みに行っている事から、18:00~19:00の間、自室から食堂へ移動している。その際、王冠を盗む事が可能だが、食堂へ行ったという証言から、王冠を盗んだ後に隠す時間がないと考えられる。
- 王妃は庭園から執務室まで5分で行けるため、夕食の準備時間帯にこっそりと執務室へ行き、王冠を盗んで庭園に戻ることが可能です。
したがって、最も可能性が高いのは王妃です。