2025-09-02 08:16 の謎
謎解き問題:消えた王冠の謎
物語:
ここは古の王国、エルドラド。長きに渡り平和を保ってきたこの国で、国民にとって最も大切な宝である「太陽王冠」が、厳重に警備された王宮の宝物庫から忽然と姿を消してしまった!
王様は、国内で最も優秀な探偵であるあなたに、王冠の捜索を依頼した。
宝物庫は、王様しか知らない特別な暗証番号を入力しなければ入ることができない。しかし、事件当日、王様は一日中執務室におり、宝物庫には近づいていないという。
手がかり:
-
宝物庫の扉の前には、王室警備隊長の日誌が置いてあった。日誌には、事件当日の警備状況について、以下のように記されている。
- 「午前6時:宝物庫の警備を開始。異常なし。」
- 「午前9時:宝物庫周辺を巡回。異常なし。」
- 「午後0時:宝物庫の警備を交代。後任に引き継ぎ完了。交代時、宝物庫の扉は施錠されており、異常なし。」
- 「午後3時:後任の警備兵から、宝物庫の扉が開いているとの報告を受ける。急いで宝物庫へ向かうと、王冠が消えていた。」
-
宝物庫の中には、王冠が置かれていた台座の他に、以下のものが残されていた。
- 王様が愛用している万年筆(インクは切れている)
- 半分に割れたクッキー
- 小さな足跡(王宮にいる者で、該当する靴のサイズの者は3人)
-
王宮にいる者で、宝物庫に入室できる可能性のある人物は以下の4人。
- 王様:宝物庫の暗証番号を知っている。
- 王妃:宝物庫の暗証番号を知らない。
- 王子:宝物庫の暗証番号を知らない。お菓子好き。
- 警備隊長:王様から特別な許可を得れば、宝物庫に入ることができる。
問題:
太陽王冠を盗んだのは誰か?理由と共に答えよ。
解答
犯人: 王子
理由:
- 王様の不在: 王様は一日中執務室にいたため、犯人ではない。
- 王妃の可能性: 王妃は暗証番号を知らないため、宝物庫に入ることはできない。
- 警備隊長の可能性: 警備隊長は午前中に異常がないことを確認している。また、午後の報告を受けるまで宝物庫に近づいていないため、王冠を盗む時間がない。
- 王子の可能性:
- 王子は暗証番号を知らないが、他の方法で宝物庫に入った可能性がある。
- 宝物庫に残された半分に割れたクッキーは、王子がお菓子好きであるという情報を裏付けている。
- 小さな足跡は王子のものと一致する可能性がある。
- 王様の万年筆はインク切れであるため、無理やり扉を開ける際に使用された可能性がある。
これらのことから、王子が何らかの方法で宝物庫に侵入し、王冠を盗んだ可能性が最も高い。