2025-08-31 09:09 の謎
毎日楽しめる謎解き:古書店の秘密
問題
あなたは、古書店「言の葉堂」の常連客です。店主の老紳士は、いつも穏やかな笑顔であなたを迎えてくれます。ある日、あなたはいつものように店を訪れましたが、店主はどこか様子が違います。
「やあ、いらっしゃい。今日は特別な本が入荷したんだが…」
店主はそう言うと、古びた木箱を店の奥から持ってきました。箱の中には、一冊の古書が収められています。表紙には何も書かれていませんが、紙質や装丁から見て、かなり古い時代のものだと分かります。
「この本には、ある秘密が隠されているらしいんだ。誰かが解読を試みたようだが、途中で諦めてしまったみたいでね」
店主はそう言って、本の最初のページを開きました。そこには、奇妙な記号が並んだ文章が書かれています。
▲■● ★ ▼▲■
●★▼▲■ ●★▼
▲■ ●★ ▼▲■●
「この記号が何を意味するのか、私にはさっぱり分からない。君なら、この謎を解き明かせるかもしれないと思ってね」
店主は、あなたに期待の眼差しを向けます。あなたは、古書に隠された秘密を解き明かすことができるでしょうか?
ヒント
- 記号の並びをよく観察してみましょう。
- それぞれの記号が、何か別のものを表している可能性があります。
- この古書店は「言の葉堂」です。言葉に関係する何かを考えてみましょう。
解答
この暗号は、各記号が日本語の五十音の行を表しており、記号の数が行の中の文字の順番を表しています。
- ▲:ア行
- ■:カ行
- ●:サ行
- ★:タ行
- ▼:ナ行
したがって、暗号は以下のように解読できます。
- ▲■● ★ ▼▲■ → あかさたな あか
- ●★▼▲■ ●★▼ → さたな あか さたな
- ▲■ ●★ ▼▲■● → あか さたな あかさ
解読された文章をつなげると、「あかさたな あか さたな あかさ」となります。 これを区切りよく並べ替えると「あかさたな、あかさたな、あかさ」となり、さらに言葉遊びをすると「宝は店の中」となります。
解説
この謎解きは、記号と五十音の関係に気づくことができれば、小学生でも解くことができます。また、「言の葉堂」という古書店の名前が、言葉に関するヒントになっている点も、謎解きの面白さを引き立てています。