2025-08-30 23:10 の謎
毎日楽しめる謎解き:古書店で見つけた不思議な日記
あなたは、ひっそりと佇む古書店で、埃を被った古い日記を見つけました。表紙には何も書かれていませんが、中を開くと、ある人物の奇妙な体験が綴られています。日記は日付順に書かれているものの、所々ページが抜け落ちており、文章も暗号のように記述されています。
以下は、日記の一部です。
1月5日
今日は奇妙な一日だった。いつものように市場へ行くと、見慣れない果物が売られていた。「虹色の果実」と名付けられたそれは、見る角度によって色を変え、甘い香りを放っていた。好奇心に駆られて一つ購入し、家に帰って食べた。すると、突然、言葉が逆さまに聞こえるようになったのだ!まるで鏡に映った世界に迷い込んだかのようだった。
1月6日
昨日の影響か、今日も言葉が逆さまに聞こえる。日記を書くのも一苦労だ。市場の果物屋に話を聞きに行くと、「それは『逆さまの果実』と呼ばれており、食べた者の知覚を一時的に歪める効果があるらしい」とのこと。効果は数日で消えるというが、早く元に戻ってほしいものだ。
1月7日
逆さまの世界にも少し慣れてきた。言葉を聞き取るのは難しいが、注意深く聞けば何とか理解できる。今日は、庭に奇妙な足跡を見つけた。それはまるで、動物が逆立ちして歩いたような跡だった。一体何の動物だろうか?
1月8日
足跡の正体を突き止めるために、庭に罠を仕掛けた。そして今日、ついにその姿を捉えた!それは……日記の文字が乱れて読めない……。どうやら、衝撃的な光景を目にしたようだ。しかし、日記には、あるヒントが隠されていた。
「日の本の鏡文字、空を映すは誰が目か。」
この日記を読み解き、足跡の主の正体を突き止めてください。
解答
日記のヒント「日の本の鏡文字、空を映すは誰が目か」が鍵となります。
- 日の本:日本の古称。
- 鏡文字:文字を左右反転させたもの。
つまり、「日の本」を鏡文字にすると、「本日の鏡文字」は「本日ノ鏡文字」となり、それをさらにひっくり返すと、「ジ文鏡ノ日」という言葉になります。
これを考慮すると、足跡の主は「鳥」であると推測できます。鳥は空を飛ぶことができ、「空を映す目」を持つ存在と言えるでしょう。
したがって、足跡の主は「逆立ちした鳥」であると考えられます。