2025-08-30 00:50 の謎
毎日謎解き:古書店と秘密の暗号
【物語】
あなたは古書店「言の葉堂」の店主だ。ひっそりと佇むその店は、古い本に囲まれ、静かで穏やかな時間が流れている。
ある日の午後、見慣れない青年が店を訪れた。彼は少し緊張した面持ちで、一冊の古い日記を差し出した。
「この日記に、宝のありかが書かれていると聞いて…」
日記は埃を被り、所々文字が掠れている。中には奇妙な記号や、意味深な言葉が散りばめられていた。青年は宝のありかを知りたいと切実に訴える。あなたは彼の熱意に打たれ、日記の解読に協力することにした。
日記を開くと、最初のページにこんな言葉が書かれていた。
「始まりは『色』、終わりは『音』。その狭間に宝は眠る」
次のページには、いくつかの文章と、まるで暗号のような図形が描かれていた。
【暗号】
- 赤き薔薇は【5】の涙を流す。
- 青き海原は【3】の秘密を隠す。
- 黄色い月夜は【2】の夢を紡ぐ。
そして、ページの端には、3つの図形が描かれている。
- 円の中に星が一つ
- 三角形の中に星が三つ
- 四角形の中に星が二つ
【謎】
これらの情報から、日記が示す宝のありかを特定してください。宝のありかは、ある場所の名前を指し示しています。 日記に書かれた言葉と暗号を注意深く読み解き、論理的に思考を重ねることで、答えにたどり着くはずです。 幸運を祈ります!
解答
まず、暗号文の意味を解き明かします。
- 「赤き薔薇は【5】の涙を流す」→ 赤は5を意味する。
- 「青き海原は【3】の秘密を隠す」→ 青は3を意味する。
- 「黄色い月夜は【2】の夢を紡ぐ」→ 黄は2を意味する。
次に、図形を見てみましょう。
- 円の中に星が一つ → 円=1
- 三角形の中に星が三つ → 三角形=3
- 四角形の中に星が二つ → 四角形=2
ここで、日記の最初の言葉を思い出します。
「始まりは『色』、終わりは『音』。その狭間に宝は眠る」
色と音の間にあるもの…それは「信号」です。
上記で解読した「色」と「図形」の数字を対応させると、以下のようになります。
- 赤 = 5
- 青 = 3
- 黄 = 2
- 円 = 1
- 三角形 = 3
- 四角形 = 2
これらの数字を「信号」に関連する何かに当てはめてみましょう。信号の色といえば、赤、青(緑)、黄です。そして、信号機の数といえば、通常は3つ(縦型の場合)か4つ(横型で矢印信号がある場合)です。
ここで、縦型の信号機を想定すると、上から赤、黄、青の順に並んでいます。そして、それぞれの色の下に、対応する図形の数があると考えます。
- 赤 (5)
- 黄 (2)
- 青 (3)
これらの数字を、縦型信号機の位置関係に当てはめて読むと、「五(ご)」「二(に)」「三(み)」となります。
これを組み合わせると、「五(ご)二(に)三(み)」となります。
よって、宝のありかは「後楽園(ごらくえん)」です。