2025-08-29 08:14 の謎
毎日謎解き:消えた王女のティアラ
物語
古の王国、エメラルド王国には、代々王女に受け継がれる美しいティアラがありました。ある夜、王女の部屋からそのティアラが忽然と姿を消してしまったのです。王女は寝ており、部屋には鍵がかかっていました。
部屋に出入りできたのは、以下の4人。
- 侍女: 献身的に王女に仕えており、王女の信頼も厚い。
- 庭師: 王室庭園の手入れをしており、王女の部屋の窓から庭に出入りできる。
- 料理人: 王女の食事を用意しており、毎日夕食後に王女の部屋に食事を運ぶ。
- 近衛兵: 王女の部屋の前を警護しており、夜通し持ち場を離れることはない。
手がかり
- 侍女は「夜中に一度も王女の部屋には入っていません。私は自分の部屋で縫い物をしていました。」と証言。
- 庭師は「夜は庭に出ていません。雨が降っていたので、温室でバラの手入れをしていました。」と証言。
- 料理人は「夕食後、王女の部屋に食事を運びましたが、すぐに部屋を出ました。その後は厨房で明日の準備をしていました。」と証言。
- 近衛兵は「夜通し王女の部屋の前を警護していました。誰も王女の部屋には入っていません。」と証言。
- 王女の部屋の窓は、内側から鍵がかかっていた。
- その日の夕食は、王女の大好物のキノコスープだった。
- 庭には、王女の部屋の窓の下だけ、足跡がなかった。
問題
上記の証言と手がかりから、ティアラを盗んだのは誰でしょうか? そして、どのようにして盗んだのでしょうか?
解答
ティアラを盗んだのは料理人です。
理由
- 密室のトリック: 部屋は密室でしたが、料理人は夕食を運ぶ際に王女の部屋に入っています。
- キノコスープ: 王女はキノコスープが好きで、抵抗なく食べたでしょう。料理人はキノコスープに睡眠薬を混入させ、王女を眠らせた可能性があります。
- 窓のトリック: 睡眠薬で眠った王女は、庭師が窓の下を通っても気づきません。そのため、庭師は雨の中、王女の窓の下を通る必要がなく、足跡も残りませんでした。
- アリバイ: 料理人は、夕食を運んだ後、厨房で明日の準備をしていたと証言していますが、これはアリバイ作りの可能性があります。
- 犯行: 王女が眠った後、料理人は再び部屋に忍び込み、ティアラを盗み出しました。
- 窓の施錠: 盗み出した後、窓を内側から施錠し、密室に見せかけました。
結論
料理人は、睡眠薬を使って王女を眠らせ、ティアラを盗み出したと考えられます。