2025-08-27 06:16 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
物語
あなたは名探偵。今日は王国から緊急の依頼が舞い込みました。
「大変です!王室の宝物庫から、代々受け継がれてきた大切な王冠が消えてしまったのです!」
王国は厳重に警備されており、外部からの侵入は考えにくい状況です。内部の者による犯行だと考えられますが、容疑者は3人に絞られました。
- 騎士団長: 王国最強の戦士。忠誠心は厚いが、最近、個人的な借金問題を抱えているらしい。
- 王室付き庭師: 王室に長年仕えており、宝物庫の庭の手入れも担当。宝物庫の構造にも詳しい。
- 王女の家庭教師: 知的で冷静。王女からの信頼も厚いが、王室の古いしきたりに不満を持っているという噂も。
あなたは3人に事情聴取を行いました。
- 騎士団長: 「私は王冠が盗まれた時間帯、訓練場で部下たちと剣の稽古をしていました。アリバイはあります。」
- 王室付き庭師: 「私はその時間、庭の手入れをしていました。しかし、急に激しい雨が降り出したので、休憩小屋に避難していました。」
- 王女の家庭教師: 「私は王女様に歴史の授業をしていました。しかし、王女様がどうしてもお菓子を食べたいとおっしゃるので、厨房まで一緒に行きました。」
さらに、あなたは王室の使用人から以下の証言を得ました。
- 「あの時間帯、訓練場は晴れていました。雨など降っていません。」
- 「王女様は、授業が終わるまでお菓子を口にすることはありません。それは家庭教師の先生との約束です。」
問題
上記の情報から、王冠を盗んだ犯人を特定してください。
解答
犯人は王室付き庭師です。
理由
- 騎士団長のアリバイ偽証: 訓練場は晴れていたという証言から、騎士団長が雨を理由に休憩小屋にいたという証言は嘘であることがわかります。
- 王女の家庭教師のアリバイ偽証: 王女は授業が終わるまでお菓子を食べないという約束があるため、家庭教師が授業中にお菓子を取りに行ったという証言は嘘であることがわかります。
- 庭師のみ嘘が確定: 騎士団長と家庭教師はアリバイを偽証していますが、実際に王冠を盗んだとは断定できません。しかし、庭師は「雨が降った」という嘘をついているため、天候について嘘をつく必要があった理由、つまり王冠を盗むために庭を離れていたと推測できます。また、庭師は宝物庫の構造にも詳しいという情報から、犯行が可能であったと考えられます。