2025-08-25 16:14 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の行方
はじめに
あなたは名探偵。ある日、博物館の館長から緊急の依頼が舞い込みました。なんと、展示されていた王国の王冠が盗まれたというのです。
事件の概要
- 被害品: 王国の王冠(非常に高価な宝石が散りばめられている)
- 場所: 国立博物館 展示室
- 時間: 昨日午後5時から今朝9時までの間
- 容疑者:
- 庭師のゴロウ: 博物館の庭を手入れしている。事件当時、庭の剪定作業をしていたと証言。
- 学芸員のサチコ: 展示室の管理を担当。昨日は午後6時に退勤し、今朝9時に出勤。
- 警備員のケンジ: 夜間警備を担当。昨夜は巡回をしていたと証言。
- 清掃員のミドリ: 昨日の閉館後、展示室の清掃を担当。午後7時に清掃を終えたと証言。
手がかり
- 展示室の入り口は一つ。夜間は厳重に施錠されており、鍵は館長室で保管されている。
- 窓はすべて開閉不可能。
- 監視カメラは故障中。
- 犯行現場には、ゴロウが使用する剪定バサミのケースが落ちていた。しかし、バサミ自体は見つかっていない。
- サチコは、王冠のレプリカを隠し持っていたことが判明。
- ケンジは、昨夜の巡回中に展示室の前を通った際、特に変わった様子はなかったと証言。
- ミドリは、清掃中に王冠の台座が少しずれていることに気づいたと証言。
問題
上記の手がかりを元に、論理的に考えて犯人を特定してください。そして、王冠はどこに隠されていると考えられるでしょうか?
解答
犯人の特定
最も可能性が高い犯人は 学芸員のサチコ です。以下にその理由を説明します。
- 庭師のゴロウ: 剪定バサミのケースが落ちていたのはミスリードです。もしゴロウが犯人なら、自分の道具をわざと現場に残すとは考えにくいです。また、庭師が王冠を盗む動機も薄いです。
- 警備員のケンジ: 巡回時に異常がなかったと証言しており、犯行の機会があったとは考えにくいです。
- 清掃員のミドリ: 台座がずれていることに気づいたという証言は重要ですが、彼女が犯人である直接的な証拠にはなりません。
- 学芸員のサチコ: 彼女が王冠のレプリカを隠し持っていたことが決定的です。本物の王冠とレプリカをすり替えることで、盗難を隠蔽することが可能です。また、彼女は展示室の管理担当であり、王冠の配置や警備状況に詳しいはずです。
王冠の隠し場所
サチコは、王冠を自分の家に持ち帰った可能性が高いでしょう。もしくは、博物館内の彼女しか知らない場所に隠している可能性もあります。例えば、普段使わない倉庫や資料室などが考えられます。さらに、サチコが王冠をレプリカとすり替えたと仮定すると、レプリカは王冠が保管されていた場所に隠されている可能性もあります。