2025-08-25 02:42 の謎
今日の謎解き:消えた宝石と猫の足跡
あなたは名探偵。ある富豪の屋敷で、大切にしていた宝石「星の涙」が盗まれる事件が発生しました。あなたは現場に呼ばれ、状況を整理することに。
状況
- 宝石は書斎の金庫に保管されていた。
- 金庫は開けられており、中身は空っぽ。
- 書斎の窓は閉まっており、鍵もかかっている。
- 書斎のドアは内側から鍵がかけられていた。
- 書斎には猫の足跡が複数残されている。猫は富豪が飼っている猫「ミスター」である。
- 屋敷に出入りしたのは、富豪、メイド、庭師の3人。
- 富豪は事件発生時、ずっと自室で読書をしていたと証言。メイドはキッチンで夕食の準備、庭師は庭の手入れをしていたと証言。
- 猫のミスターは普段、とても人懐っこく、誰にでもなつく。
- ミスターの足跡は、書斎の窓際から金庫の前まで続いており、金庫の周りにもいくつか足跡がある。しかし、ドアの前には足跡がない。
問題
犯人は誰でしょうか? そして、どのようにして宝石を盗んだのでしょうか?
解答
犯人: 庭師
宝石の盗み方:
- 庭師は、庭の手入れ中に書斎の窓の外から、猫のミスターに餌などを与えて懐かせた。ミスターは人懐っこいため、簡単に懐いたと考えられる。
- 事件当日、庭師は庭の手入れ中に窓から書斎に侵入。
- ミスターを抱き上げ、金庫の前に連れて行き、金庫を開けさせた(または、事前に金庫の暗証番号を聞き出していた)。猫の足跡が金庫の周りにあるのはそのため。
- 宝石を盗んだ後、庭師はミスターを窓際に誘導し、ミスターに窓から外に出させた。
- 庭師は窓を閉め、鍵をかけた。
- 庭師は書斎のドアから出て、鍵をかけた。
理由:
- 窓とドアが内側から鍵がかかっていたため、外部からの侵入は考えにくい。
- 富豪とメイドはアリバイがある。
- ミスターの足跡が窓際から金庫の前まで続いており、金庫の周りにもあることから、ミスターが何らかの形で関与していることがわかる。
- 庭師は、庭の手入れ中にミスターに近づく機会があった。
- 庭師が犯人であれば、窓とドアの鍵を内側からかけることが可能。
補足:
猫のミスターは宝石を盗む手助けをさせられただけで、犯行の意図はなかった。庭師はミスターの愛らしさを利用し、犯行を隠蔽した。