2025-08-25 00:56 の謎
毎日楽しめる謎解き:古書店街の不思議な地図
【問題】
あなたは古書店街を訪れ、迷路のような路地を歩き回っていました。ふと、埃を被った古書店で、一枚の古い地図を見つけました。
その地図は、古書店街の一部を描いたもののようですが、奇妙な点がいくつかあります。
- 地図には、実在する書店がいくつか描かれているものの、存在しない道や広場が書き込まれている。
- 地図の余白には、暗号のような文字が散りばめられている。
- 地図の中心には、赤いインクで「始まりの書店」と書かれた書店があり、そこからいくつかの道が伸びている。
- 地図の裏には、かすれた文字で「真実への道は、偽りの中に隠されている」と書かれている。
あなたは地図を詳しく調べ、暗号を解読しようと試みました。暗号は、書店名の一部を別の文字に置き換えたものでした。例えば、「朝日堂」が「暮日党」のように変化しています。
すべての暗号を解読した結果、あなたは地図に描かれた道を進むべき順番を示すメッセージを発見しました。そのメッセージとは、「始まりの書店から、『○田書店』→『△文館』→『□書房』の順に進め」というものでした。
しかし、ここで問題が発生しました。地図には、「○田書店」「△文館」「□書房」という名前の書店は存在しないのです。あなたは古書店街の他の書店を調べ、地図の暗号と照らし合わせることで、以下の情報を得ました。
- 地図上の「○田書店」は、実際には「山田書店」という名前である。
- 地図上の「△文館」は、実際には「三日月堂」という名前である。
- 地図上の「□書房」は、実際には「岩波書店」という名前である。
しかし、さらに奇妙なことに、「始まりの書店」(地図の中心に書かれた書店)から「山田書店」へ直接繋がる道は存在しません。地図をよく見ると、「始まりの書店」から「山田書店」へ向かうには、必ず「中央通り」を通らなければならないことが分かりました。
さて、あなたがこの地図を使って「始まりの書店」から出発し、「山田書店」→「三日月堂」→「岩波書店」の順に書店を巡る時、必ず通る道は何でしょうか?
ヒント:
- 地図は一部嘘の情報を含んでいるが、重要な情報は隠されている。
- 書店名は暗号で変換されているが、実際の書店名との対応関係は判明している。
- 古書店街の構造をよく考え、地図と照らし合わせる。
解答
地図に隠された情報を整理すると、以下のようになります。
- 目的地: 山田書店 → 三日月堂 → 岩波書店
- 出発地: 地図の中心に書かれた「始まりの書店」
- 経路の制約: 始まりの書店から山田書店へは、必ず「中央通り」を通る。
このことから、あなたはまず「始まりの書店」から「中央通り」へ出て、「山田書店」を目指す必要があります。その後、「山田書店」から「三日月堂」へ、そして最後に「岩波書店」へと向かうことになります。
問題は、「必ず通る道」を特定することです。すでに「始まりの書店」から「山田書店」へ向かう際に「中央通り」を通ることが確定しています。さらに、目的地である「岩波書店」へたどり着くためには、その手前の「三日月堂」から「岩波書店」へ向かう道も必ず通ることになります。
したがって、必ず通る道は「中央通り」と「三日月堂から岩波書店へ向かう道」です。