2025-08-24 15:10 の謎
毎日謎解き:不思議な図書館の冒険
あなたは、古びた図書館に迷い込んでしまいました。館内は薄暗く、埃っぽい本の匂いが漂っています。出口を探していると、一冊の古い日記が目に留まりました。
日記には、こう書かれています。
「この図書館には秘密の部屋がある。秘密の部屋に入るには、3つの試練を乗り越えなければならない。
- 第一の試練: 3つの本棚がある。
- 本棚A: 『嘘つきの本』と書かれた本がある。
- 本棚B: 『正直者の本』と書かれた本がある。
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本棚C: 何も書かれていない本がある。 この3つの本棚のうち、秘密の部屋への入り口がある本棚は一つだけ。 日記にはこうも書かれている。「嘘つきの本は嘘しか書かれておらず、正直者の本は真実しか書かれていない。しかし、どちらの本にも嘘と真実が混ざっている可能性もある。」 それぞれの本を開いてみると、以下の記述があった。
- 『嘘つきの本』:
- 「秘密の部屋への入り口は本棚Bにある。」
- 「本棚Aには秘密の部屋への入り口はない。」
- 『正直者の本』:
- 「秘密の部屋への入り口は本棚Aにはない。」
- 「嘘つきの本には嘘しか書かれていない。」
日記はここで途切れている。
秘密の部屋への入り口がある本棚はどこでしょうか?
解答
秘密の部屋への入り口がある本棚は、本棚Cです。
論理的思考:
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『正直者の本』の分析: 『正直者の本』には「嘘つきの本には嘘しか書かれていない。」と書かれています。もしこれが真実だとすると、『嘘つきの本』の記述は全て嘘でなければなりません。しかし、『嘘つきの本』の「本棚Aには秘密の部屋への入り口はない。」が嘘だとすると、本棚Aに秘密の部屋への入り口があることになり矛盾が生じます。したがって、『正直者の本』の「嘘つきの本には嘘しか書かれていない。」は嘘であり、嘘と真実が混ざっていることになります。
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『嘘つきの本』の分析: 『正直者の本』には嘘と真実が混ざっていることがわかったので、『正直者の本』の「秘密の部屋への入り口は本棚Aにはない。」は真実である可能性があります。したがって、本棚Aには秘密の部屋への入り口はありません。
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矛盾点の洗い出し: 『嘘つきの本』の「秘密の部屋への入り口は本棚Bにある。」が真実だと仮定すると、本棚Bに秘密の部屋への入り口があることになり、本棚Aと本棚Bには秘密の部屋への入り口はないことになります。しかし、『嘘つきの本』に嘘と真実が混ざっている必要があるため、「秘密の部屋への入り口は本棚Bにある。」は嘘である必要があります。
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結論: 本棚Aと本棚Bに秘密の部屋への入り口がないことが確定したので、残りの本棚Cに秘密の部屋への入り口があることになります。