2025-08-23 05:10 の謎
毎日謎解き:不思議な絵画からの脱出
問題
あなたは、ひっそりと佇む古い美術館に足を踏み入れた。お目当ては、最近発見されたという、奇妙な絵画『時の迷宮』だ。絵の前まで来ると、あなたは言葉を失った。
絵の中には、古びた時計台が描かれている。時計の針は全てバラバラの方向を指しており、文字盤には数字の代わりに奇妙な記号が並んでいる。さらに、絵の中の時計台の周りには、様々な時代の服装をした人々が困惑した表情で立っている。
突然、美術館全体が揺れ始めた。あなたはバランスを崩し、絵の中に吸い込まれてしまった。
気がつくと、あなたは絵の中の時計台の前に立っていた。周りには絵で見た人々がいる。一人の老人が近づいてきて、震える声で言った。
「この絵は『時の迷宮』と呼ばれ、一度入ると、絵の中の時間の流れに囚われてしまう。脱出するには、時計台の謎を解き、正しい時間を指し示さなければならない。しかし、時計の記号は古代の暗号で書かれており、誰も解読できないのだ…。」
老人は一枚の羊皮紙を差し出した。
「これは、この絵を発見した学者が残したメモだ。手がかりになるかもしれない。」
羊皮紙には、以下のように書かれていた。
- 「各記号は、アルファベットのAから順に対応している。ただし、Zの次は再びAに戻る。」
- 「時計の文字盤にある記号は以下の通りだ。(時計回りに1から12の記号)」
- G
- J
- M
- P
- S
- V
- Y
- B
- E
- H
- K
- N
- 「脱出の鍵は、この絵が描かれた年に隠されている。ヒント:ルネサンスの時代。」
- 「重要なのは『西暦』の下二桁の数字だ。」
- 「時計の針はそれぞれ、長針、短針、秒針を表している。」
時計台の針を正しい時間に合わせ、この『時の迷宮』から脱出せよ!
謎解きに必要な情報
- 各記号とアルファベットの対応
- 時計の文字盤の記号の配置
- ルネサンス時代の西暦の下二桁
- 時計の針の種類
解答
まずは、羊皮紙のメモにある記号をアルファベットに変換します。
- G = G
- J = J
- M = M
- P = P
- S = S
- V = V
- Y = Y
- B = B
- E = E
- H = H
- K = K
- N = N
次に、ルネサンス時代について考えます。ルネサンスは一般的に14世紀から16世紀頃を指します。この時代に描かれた絵画、という情報を元に15年と仮定します。 すると、西暦の下二桁は「」となり、これの数字をアルファベットに変換する必要があります。
- 1 = A
- 5 = E
すると、AとEに対応する文字盤の文字を探すと、
- A = 1時 = G
- E = 9時 = E
となります。
最後に、時計の針に当てはめます。下二桁の若い方の数字である1が「時」を、大きい方の数字である5が「分」を表すと考えます。 時計には秒針もあるので、秒針は0秒とします。
- 短針(時針)= 1時 = G
- 長針(分針)= 5分 = S
- 秒針 = 0秒 = G
となります。