2025-08-22 20:12 の謎

毎日楽しめる謎解き問題:消えた王冠

物語

あなたは名探偵。ある日、由緒ある王国から緊急の依頼が舞い込みました。「王国の象徴である王冠が、厳重に警備された王宮の宝物庫から忽然と姿を消した」というのです。

現場の状況は以下の通りです。

問題

上記の証言から、王冠を盗んだのは誰でしょうか? そして、どのようにして王冠を盗むことができたのでしょうか? 矛盾点に着目し、論理的に推理してください。

解答

犯人: 王女

トリック:

  1. 矛盾点の発見: 警備隊長の「誰も宝物庫から出るのを見ていない」という証言と、王の「私は執務に戻った」という証言が矛盾しています。つまり、王は嘘をついていることになります。
  2. 王の嘘の意味: 王が嘘をついているということは、王が宝物庫から出ていないか、もしくは警備隊長が嘘をついているかのどちらかです。しかし、警備隊長は常に扉の前にいたと証言しているので、王が宝物庫から出ていない可能性が高いです。
  3. 王女の証言の利用: 王女は「王冠の写真を撮りたかったけれど、許可が下りなかった」と証言しています。つまり、王女は写真を撮るための準備をしていたと考えられます。
  4. 王女の犯行: 王女は、王冠の写真を撮るふりをして、事前に用意していた小型のレプリカと王冠をすり替えたと考えられます。そして、本物の王冠を隠し持ち、誰にも気づかれずに宝物庫から出ることができました。レプリカとすり替えたので、他の人は王冠が無くなった事にすぐには気付けなかった。

結論: 王女は、写真を撮るふりをして王冠をレプリカとすり替え、盗み出すことに成功したと考えられます。王は、王女が盗んだ事に気付いていたが、王女をかばうために嘘の証言をしたと考えられます。