2025-08-21 11:10 の謎
毎日楽しめる謎解き:古書店と秘密の暗号
あなたは古書店「言の葉堂」の店主だ。今日も店を開け、埃っぽい本の整理をしていると、一冊の古い日記が目に留まった。表紙には「ある蒐集家の記録」と書かれている。興味本位でページをめくると、奇妙な暗号が書かれているのを見つけた。
日記の記述:
“今日の収穫は上々。特に「時の旅人」と題された初版本は素晴らしい。しかし、ある蒐集家仲間から奇妙な挑戦状が届いた。曰く、「真実を求めるならば、以下の言葉を解き明かせ。場所は『始まりの場所』、時は『太陽が沈む時』、鍵は『静寂を破る音』なり」と。
そして、問題の言葉はこれだ。
「3・14・1・18・9・7・15・13・5・19・1・14・4・9・18・5」
この言葉が示す場所を突き止めなければ、彼のコレクションを手に入れることはできないだろう。”
あなたは日記に書かれた暗号を解き明かし、蒐集家のコレクションの場所を特定できるだろうか?
解答
暗号は数字が並んでいることから、アルファベットの順番に対応していると考えるのが自然です。
- 3 = C
- 14 = N
- 1 = A
- 18 = R
- 9 = I
- 7 = G
- 15 = O
- 13 = M
- 5 = E
- 19 = S
- 1 = A
- 14 = N
- 4 = D
- 9 = I
- 18 = R
- 5 = E
これを繋げると「CAN I GO MESANDIRE」となります。
これをアナグラム(文字を並び替えること)にすると「SANDRINE GOES AMI」となり、意味の通る文章に変化します。 文章の内容を考慮すると人名である可能性が高く、名前がSANDRINEだとわかります。
日記の記述を参考にすると、「場所は『始まりの場所』、時は『太陽が沈む時』、鍵は『静寂を破る音』」とあります。
- 「始まりの場所」:SANDRINEという名前の人が最初に生まれた場所、つまり「出生地」を指すと推測できます。
- 「太陽が沈む時」:夕暮れ時、夕方頃を指します。
- 「静寂を破る音」:SANDRINEの出生地で、夕暮れ時に鳴る音を探す必要があります。
上記の条件から、SANDRINEの出生地の夕暮れ時に鳴る音を調べれば場所を特定できます。 例えば、SANDRINEの出生地がスイスの山村で、夕暮れ時に教会の鐘が鳴るならば、教会の場所がコレクションの隠し場所だと考えられます。
しかし、これだけでは答えが一つに定まりません。
そこで、古書店「言の葉堂」という設定を生かします。 「言の葉堂」は言葉を扱う場所、つまり「本」に関係する場所だと考えられます。
SANDRINEが書いた本、またはSANDRINEという名前が登場する本を探し、その本の舞台となっている場所を探します。 その場所で夕暮れ時に鳴る音を探せば、コレクションの場所を特定できるでしょう。
(例) もしSANDRINEという名前の登場人物が出てくる本が、日本のとある港町を舞台にしており、夕暮れ時に港の汽笛が鳴るとすれば、コレクションの隠し場所は「その港町のどこか」だと特定できます。