2025-08-21 09:12 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
物語
あなたは名探偵として街で知られています。ある日、豪華な装飾が施された手紙があなたの事務所に届きました。差出人は、この国の王室でした。
「名探偵殿、我が国に災難が降りかかりました。昨日、王室に代々伝わる大切な王冠が盗まれてしまったのです。警備は厳重で、外部からの侵入の形跡はありません。しかし、確かに王冠は消えてしまったのです。どうか、至急お力をお貸しください。」
あなたはすぐに王室へと向かいました。王室のメンバーは皆、不安げな表情を浮かべています。
王室のメンバーは以下の4人です。
- 国王:威厳があり、国民からの信頼も厚い。
- 王妃:美しく、慈善活動に熱心。
- 王子:若く、スポーツが得意で活発。
- 王女:聡明で、芸術を愛する。
あなたは王室のメンバーに話を聞きました。
- 国王:「昨夜は執務室で書類に目を通しており、夜遅くまで起きていた。王冠が盗まれたことには全く気づかなかった。」
- 王妃:「昨夜は王女と一緒に音楽鑑賞をしていたわ。王冠のことは何も知らない。」
- 王子:「昨夜は友達と城の外でサッカーをしていた。遅くまで遊んでいたから、王冠のことなんて全く知らない。」
- 王女:「昨夜は王妃様と音楽鑑賞をしていました。その後は自室で読書をしていました。」
さらに、あなたは王室の警備隊長から話を聞きました。
- 警備隊長:「昨夜はいつも通り、城の警備を徹底していました。しかし、不審な人物を見かけることはありませんでした。内部の者にしかできない犯行だと思います。」
あなたは王室のメンバーと警備隊長の話から、ある人物が嘘をついていることに気づきました。そして、その人物こそが王冠を盗んだ犯人だと確信しました。
謎
王冠を盗んだ犯人は誰でしょう? そして、なぜそう考えたのでしょうか?
解答
犯人:王子
理由:
王子は「昨夜は友達と城の外でサッカーをしていた」と証言していますが、警備隊長は「昨夜はいつも通り、城の警備を徹底していました。しかし、不審な人物を見かけることはありませんでした。」と証言しています。
もし王子が本当に城の外でサッカーをしていたのなら、警備隊長は王子が城を出入りするのを目撃しているはずです。しかし、警備隊長は誰も見ていないと言っています。つまり、王子は嘘をついていることになります。
王冠を盗む機会があり、嘘をついているのは王子だけなので、王子が犯人である可能性が最も高いです。