2025-08-19 23:10 の謎

毎日謎解き:古書店と秘密の暗号

【物語】

あなたは、古いものが大好きで、特に古書店巡りが趣味の大学生。今日もいつものように、街の隅にある古書店「言の葉堂」に立ち寄った。

「いらっしゃい、今日は何かお探しですか?」

店主のおじいさんは、いつも優しく微笑みかけてくれる。店内をぶらぶらと見て回っていると、埃を被った古い日記が目に留まった。表紙には『秘密の日記』と手書きで書かれている。

「これは珍しい。見てもいいですか?」

「ええ、どうぞ。ただし、この日記には秘密の暗号が隠されているらしいんですよ。解けるかどうか、腕試しにどうです?」

おじいさんの言葉に興味津々になったあなたは、日記を手に取った。ページをめくると、所々に奇妙な記号や数字が書かれている。どうやら、これが秘密の暗号のようだ。

日記には、ある人物の日常が綴られている。その人物は、どうやら冒険家だったようだ。ある日、彼は宝の地図を手に入れたらしい。しかし、その地図は暗号化されていて、解読しなければ宝の場所はわからない。

日記の最後には、こう書かれていた。

「暗号を解く鍵は、『知識の始まり、時間の終わり、生命の源』に隠されている。」

暗号は以下の通り。

「3 7 1 10 5 2 8 12 6 9 4 11」

それぞれの数字は、以下の記号に対応している。

さて、あなたは暗号を解読し、宝の場所を突き止めることができるだろうか?


解答

「知識の始まり、時間の終わり、生命の源」という言葉が鍵となります。

これらをヒントに、暗号の数字に対応する記号を並べ替えてみましょう。

3 7 1 10 5 2 8 12 6 9 4 11

ウ キ ア コ オ イ ク シ カ ケ エ サ

上記の文字を「あいうえお」順に並べ替えると、

ア イ ウ エ オ カ キ ク ケ コ サ シ

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

となります。

この順番で数字を並べ替えると、

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ↓ 1 5 3 4 2 6 7 8 9 10 11 12

これを元の暗号に当てはめると、

3 7 1 10 5 2 8 12 6 9 4 11 ↓ 1 5 3 4 2 6 7 8 9 10 11 12

それぞれの数字に対応した文字を当てはめると、

1 5 3 4 2 6 7 8 9 10 11 12 ↓ ア オ ウ エ イ カ キ ク ケ コ サ シ

となります。

この文字を順番に読むと…

「アオウエイカキクケコサシ」

これを区切って意味のある言葉にすると…

「アオイ、カキクケコノサキシ」

これは、日本語の古い言い回しで、「葵、書く(垣)こそ先の道」と解釈できます。 つまり、「葵の紋のある場所にこそ、宝への道がある」という意味になります。

宝の場所:葵の紋のある場所