2025-08-18 16:14 の謎

今日の謎解き:消えた王冠と嘘つきだらけの晩餐会

物語

古城ホテルで行われた盛大な晩餐会。王室に代々伝わる王冠が、厳重に保管されていたはずの部屋から忽然と姿を消してしまった!部屋の扉や窓は全て施錠されており、侵入の形跡はない。

晩餐会には、怪しい噂の絶えない5人の客が招待されていた。

事件後、彼らはそれぞれアリバイを主張したが、どうやら全員嘘をついているようだ。あなたは彼らの証言と矛盾点から、真犯人を突き止めなければならない!

証言

問題

上記の証言の中に、矛盾している箇所がいくつかあります。それらの矛盾点を整理し、論理的に考えて、王冠を盗んだ犯人を特定してください。

解答

矛盾点の洗い出し

  1. 侯爵と伯爵夫人の証言: 侯爵は「伯爵夫人が私を見ているはずだ」と言っているが、伯爵夫人は「侯爵を見ていたが、学者を見ていた」と証言している。お互いを「見ていた」という点では合致するが、伯爵夫人が侯爵を「ずっと見ていた」わけではない。
  2. 伯爵夫人と学者の証言: 伯爵夫人は「学者が王冠の保管室を覗いていた」と言うが、学者は「書斎で資料を読んでいた」と証言している。
  3. 学者と画家の証言: 学者は「画家がウロウロしていた」と言うが、画家は「ロビーで絵を描いていた」と証言している。ウロウロしていたのか、ロビーで絵を描いていたのか矛盾する。
  4. 画家と吟遊詩人の証言: 画家は「吟遊詩人が何かを隠しているようだった」と言うが、吟遊詩人は「画家がずっとロビーにいたのを知っている」と証言している。

犯人の特定

結論:

最も可能性が高い犯人は学者である。学者はアリバイを偽証しており、伯爵夫人の証言から王冠の保管室を覗いていた可能性が高い。王冠の価値を知っているという動機も、犯人である可能性を裏付けている。