2025-08-18 05:16 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠の行方
物語
古の王国、アルカディア。長きに渡り平和を享受してきたこの国で、王家に代々伝わる「暁の王冠」が盗まれるという前代未聞の事件が発生しました。王冠は国の象徴であり、その輝きはアルカディアの繁栄を象徴すると言われています。
名探偵のあなたは、国王から直々に依頼を受け、王冠の捜索に乗り出しました。
手がかりはわずか。
- 王冠が盗まれたのは昨夜。警備は厳重で、王宮の出入り口は全て監視カメラで記録されています。
- 監視カメラの記録には、昨夜、3人の人物が出入りしていました。
- 庭師のエルウッド:毎日欠かさず庭の手入れをしています。
- 料理長のベアトリス:王のために美味しい料理を作るのが日課です。
- 書記官のセバスチャン:国王の右腕として、いつもそばに控えています。
- 3人はそれぞれアリバイを主張しています。
- エルウッド:「昨夜は庭のバラに肥料を与えていました。誰も見ていませんが、バラが証人です。」
- ベアトリス:「昨夜は特別な晩餐会の準備をしていました。厨房の使用記録が残っています。」
- セバスチャン:「昨夜は王の命令で、深夜まで重要な書類を作成していました。王が証人です。」
- しかし、国王は言いました。「昨夜は疲れて早くに寝てしまった。セバスチャンが書類を作っていたかどうかは知らない。」
問題
上記の情報を元に、暁の王冠を盗んだ犯人を特定してください。
解答
犯人は書記官のセバスチャンです。
理由
- エルウッドとベアトリスのアリバイには、それぞれ証拠となるものが存在します。エルウッドの場合はバラ、ベアトリスの場合には厨房の使用記録です。彼らのアリバイを覆す証拠がない限り、彼らを犯人と断定することはできません。
- 一方、セバスチャンのアリバイは国王の証言によって否定されています。国王が「セバスチャンが書類を作っていたかどうかは知らない」と言っているため、セバスチャンは嘘をついている可能性が極めて高いです。
- 厳重な警備を考えると、王宮に出入りできたのは内部の人間だけです。エルウッドとベアトリスのアリバイが確実ではないものの、セバスチャンのアリバイが崩れたことで、彼が最も疑わしい人物となります。
- よって、暁の王冠を盗んだ犯人はセバスチャンであると推測できます。