2025-08-17 16:12 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
物語
ここは古都アストリア。この街には、代々王家に伝わる美しい王冠がありました。しかし、今朝、その王冠が王宮の宝物庫から忽然と姿を消してしまったのです!
あなたはアストリア随一の名探偵。王様から直々に依頼を受け、王冠の捜索に乗り出すことになりました。
手がかり
王宮には、王様、王妃、王子、お付きの者であるメイドの4人が住んでいます。事件当時、それぞれの人物は以下の証言をしています。
- 王様: 「私は朝からずっと執務室で書類に目を通していた。王冠のことなど知らん。」
- 王妃: 「朝食後、庭でバラの手入れをしていたわ。宝物庫には近づいていない。」
- 王子: 「今日は一日中、訓練場で剣の稽古をしていたんだ。王冠には興味ない。」
- メイド: 「朝食後、宝物庫の掃除をしました。王冠は確かにありました。その後は洗濯をしていました。」
さらに、調査の結果、以下の事実が判明しました。
- 宝物庫の扉は厳重に施錠されており、鍵は王様だけが持っています。
- しかし、宝物庫の裏庭に面した窓が開け放たれていました。窓は小さく、大人は通れません。
- 王宮には、王様、王妃、王子、メイド以外の者は出入りしていません。
- 王子はまだ幼く、鍵を開けることはできません。
問題
以上の証言と事実から、王冠を盗んだのは誰でしょうか? そして、どのようにして盗んだのでしょうか?
解答
犯人: 王子
方法:
- 王子は体が小さいため、宝物庫の裏庭に面した窓から侵入することができました。
- 王子は宝物庫の中にあった王冠を窓から運び出しました。
- 窓を開けたままにして、訓練場に戻り、剣の稽古をしていたと証言しました。
解説:
他の容疑者のアリバイと、王子の体格、窓のサイズから、上記の方法が最も論理的な説明となります。
- 王様は鍵を持っており、扉から侵入できますが、「王冠のことなど知らん」という証言から、盗む動機が薄いと考えられます。
- 王妃は庭でバラの手入れをしており、アリバイがあります。また、窓から侵入するには体が大きすぎます。
- メイドは掃除をした際、王冠があったと証言しており、その後は洗濯をしていたため、盗む時間的余裕がないと考えられます。
- 王子は鍵を開けられませんが、体が小さいという特徴と、開け放たれた窓という状況から、犯行が可能だったと考えられます。