2025-08-17 03:19 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
物語
ある小さな王国で、年に一度の収穫祭が開催されていました。広場には色とりどりの屋台が並び、人々は歌い踊り、美味しい食べ物を楽しんでいます。その日の夜、王宮では盛大な晩餐会が開かれる予定でした。
しかし、晩餐会の直前、王室の宝物庫から王冠が消えてしまったのです!王様は激怒し、名探偵であるあなたに捜査を依頼しました。
宝物庫は厳重に警備されており、侵入の形跡はありません。しかし、宝物庫に残された手がかりは、以下の4つの証言と、奇妙なメモだけでした。
証言
- 庭師: 「昼間は庭の手入れをしていました。午後3時頃、宝物庫の方向から大きな音が聞こえた気がしましたが、気のせいだと思いました。」
- 料理人: 「晩餐会の準備で一日中厨房にいました。午後5時頃、王様が宝物庫に何かを取りに行かれたのを見ました。」
- 侍女: 「午後6時頃、宝物庫の前を通りかかった時、扉が開いているのに気づきました。中を覗くと、王冠がなくなっていました。」
- 衛兵隊長: 「私は一日中、宝物庫の警備をしていました。誰も宝物庫には近づいていません。鍵は常に私が持っていました。」
奇妙なメモ
メモには、暗号のようなものが書かれていました。
「上上下下左右左右BA」
問題
上記の証言とメモから、王冠を盗んだ犯人を特定し、その理由を説明してください。
解答
犯人: 王様
理由:
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証言の矛盾: 衛兵隊長は「誰も宝物庫に近づいていない」と証言していますが、料理人は「午後5時頃、王様が宝物庫に何かを取りに行った」と証言しています。この時点で、衛兵隊長の証言が嘘であることがわかります。しかし、衛兵隊長が嘘をつく理由が見当たらないため、王様が衛兵隊長に嘘をつくように指示したと推測できます。
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アリバイの不在: 侍女の証言から、王冠が盗まれたのは午後6時頃と推測できます。料理人の証言から、王様は午後5時には宝物庫にいたことが分かりますが、それ以降のアリバイがありません。
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メモの解読: メモの「上上下下左右左右BA」は、有名なゲームの隠しコマンドです。このコマンドを入力すると、隠された機能が解放されたり、アイテムを入手できたりすることがあります。王様は、このコマンドを知っている人物であり、盗んだ王冠を隠すための秘密の場所を知っている可能性があります。また、このメモを残すことで、ゲーム好きの第三者に罪をなすりつけようとした可能性もあります。
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総合的な推測: 王様は、何らかの理由で王冠を隠す必要があり、衛兵隊長に嘘をつかせ、アリバイがない時間帯に王冠を盗み、隠し場所を知っていることを示唆するメモを残したと考えられます。
以上のことから、王冠を盗んだ犯人は王様である可能性が最も高いと結論付けられます。