2025-08-16 21:10 の謎

毎日謎解き:消えた王冠の行方

物語

あなたは名探偵。ある日、王室から緊急の依頼が入りました。それは、明日の戴冠式で使用されるはずの王冠が、厳重に警備された王宮の一室から消えてしまったというのです。

王宮には、王様、王妃、王子、王女、そして4人の忠実な家臣(A、B、C、D)がいます。事件当時、それぞれの人物は以下の証言をしました。

さらに、以下の情報が分かっています。

  1. 王冠が保管されていた部屋に入れるのは、王族と家臣A、Bのみです。
  2. 犯人は一人です。
  3. 犯人は嘘をついています。
  4. 王族は絶対に嘘をつきません。

問題

王冠を盗んだのは誰でしょうか?そして、なぜそう言えるのでしょうか?

解答

王冠を盗んだのは家臣Bです。

理由

  1. 容疑者の絞り込み: 王冠を保管されていた部屋に入れるのは王族と家臣A、Bのみなので、容疑者は王族、家臣A、家臣Bに絞られます。

  2. 王族の除外: 王族は嘘をつかないため、王様、王妃、王子、王女は容疑者から除外されます。

  3. 家臣Aの証言の分析: 家臣Aは「家臣Bが廊下を歩いているのを見ました」と証言しています。

  4. 家臣Bの証言の分析: 家臣Bは「厨房で夕食の準備をしていました。誰も見ていません」と証言しています。

  5. 矛盾の発見: もし家臣Bが厨房にいたのなら、家臣Aの証言は嘘になります。しかし、犯人は一人しかおらず、王族は嘘をつきません。そして、家臣Aが犯人でないとしたら、家臣Aの証言が嘘であるという矛盾が生じます。

  6. 真相: 家臣Bが嘘をついているとすると、家臣Bは厨房にはおらず、廊下を歩いていたことになります。そして、王冠を盗むことが可能な人物は、王族と家臣A,Bのみ。王族とAは犯人ではないため、犯人は家臣Bとなります。