2025-08-15 03:47 の謎

毎日楽しめる謎解き:消えた王冠の謎

物語

あなたは名探偵の助手として、ある国の王室から依頼を受けました。 「王室に代々伝わる大切な王冠が、厳重に保管されていたはずの宝物庫から忽然と姿を消してしまったのです。犯人を突き止めて、王冠を取り戻していただきたい!」

宝物庫に侵入できたのは、以下の4人のいずれかです。

手がかり

  1. 宝物庫の扉は鍵で開けられていました。扉や窓に破壊された痕跡はありません。
  2. アリスは「昨日は一日中、王女様のお世話をしていて、宝物庫には近づいていません」と証言しています。
  3. ボブは「昨日は一日中、王宮の見回りをしていたので、宝物庫には近づいていません」と証言しています。しかし、見回りの記録には、1時間だけ持ち場を離れていた時間がありました。
  4. キャロルは「昨日は一日中、王女様に歴史の授業をしていました。王冠には興味がありません」と証言しています。王女は「キャロル先生はずっと私の部屋にいました」と証言しています。
  5. デビッドは「昨日は王室に呼ばれていません。王冠が盗まれたなんて、全く知りませんでした」と証言しています。しかし、彼の工房からは、王冠と同じ種類の宝石の削りカスが見つかりました。
  6. 王冠は非常に重く、屈強な男性でなければ持ち運ぶのは困難です。
  7. アリスは、宝物庫の鍵を常に持ち歩いていると証言しています。しかし、鍵は彼女の部屋からは見つかりませんでした。

問題

上記の証言と手がかりから、王冠を盗んだ犯人を特定してください。

解答

犯人はボブです。

論理的思考

  1. 侵入方法の限定: 手がかり1より、扉は鍵で開けられたため、鍵を持つアリスか、鍵を何らかの方法で手に入れた人物が侵入したと考えられます。
  2. アリバイの検証: アリスは鍵を持っていますが、アリバイがあり、鍵が彼女の部屋にないことから、彼女が犯人である可能性は低いです。
  3. キャロルのアリバイ: キャロルは王女の証言により、アリバイが成立します。
  4. デビッドの矛盾: デビッドは王室に呼ばれていないと証言していますが、宝石の削りカスが見つかったことから、嘘をついている可能性が高いです。
  5. ボブの怪しさ: ボブは見回りの記録に1時間の空白があり、アリバイが完全ではありません。また、王冠が重く、屈強な男性でなければ持ち運べないという手がかり6からも、ボブが容疑者として浮上します。
  6. ボブが鍵を入手した可能性: アリスが犯人でない場合、ボブがアリスから鍵を盗む、またはアリスが共犯である可能性があります。しかし、アリスが王女の世話をしていたという証言を考慮すると、ボブが鍵を盗む方が自然です。
  7. 結論: 以上のことから、ボブが持ち場を離れた1時間に宝物庫に侵入し、王冠を盗んだと考えられます。デビッドはボブから宝石を受け取り、削った可能性が考えられます。