2025-08-14 00:58 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
物語:
古都アリアドネにそびえ立つ壮麗な城。その城の宝物庫に収められていた、代々王家に伝わる王冠が忽然と姿を消した。王冠はただの装飾品ではなく、アリアドネの平和と繁栄を象徴する重要な品だった。
城には、王、王妃、王子、王女、そして5人の使用人が住んでいる。事件当日、彼らはそれぞれ異なる場所にいたことが判明している。
- 王: 書斎で執務
- 王妃: 庭園でバラの手入れ
- 王子: 訓練場で剣の稽古
- 王女: 図書室で読書
- 使用人A: 台所で夕食の準備
- 使用人B: 掃除
- 使用人C: 洗濯
- 使用人D: 馬の世話
- 使用人E: 城の見回り
城の警備は厳重で、外部からの侵入は不可能に近い。さらに、宝物庫の扉は特殊な鍵でしか開かない。その鍵は常に王が所持しており、事件当日も肌身離さず持っていたという。しかし、王は事件発生時まで、王冠がなくなっていることに気づかなかった。
犯人は一体誰なのか?そして、どのようにして王冠を盗み出したのか?
ヒント:
- 宝物庫の扉は、鍵以外にも開ける方法が存在するかもしれない。
- 王冠は、必ずしも「盗まれた」とは限らない。
- それぞれの人物が、事件当日に何をしていたかに注目。
解答
犯人は使用人E。
理由:
物語には、「城の警備は厳重で、外部からの侵入は不可能に近い」と書かれています。つまり、内部の人間が犯人である可能性が高いです。
さらに、王冠は「盗まれた」とは書かれていません。
それぞれの人物の行動を詳しく見てみましょう。使用人Eは「城の見回り」をしています。つまり、城全体を自由に動き回ることができたことになります。そして、王が王冠が無くなっていることに気付くまで時間がかかった点に着目しましょう。
王冠は「盗まれた」のではなく、「移動させられた」のです。王冠を一時的に移動させることができたのは、城内を自由に動き回れる使用人Eだけです。
使用人Eが王冠を別の場所に移した理由は不明ですが、犯人は使用人Eで間違いありません。