2025-08-12 18:17 の謎
謎解き問題:消えた宝石と秘密のレシピ
ストーリー
あなたは名探偵。ある日、資産家のミスター・スミスから緊急の依頼が入った。彼の自慢のコレクションである「太陽の涙」という名の巨大なダイヤモンドが、書斎から忽然と姿を消してしまったのだ。
事件当日、スミス邸にはスミス氏本人に加え、以下の3人が滞在していた。
- メイドのアン: 長年スミス家に仕えており、信頼も厚い。
- 庭師のジョン: 最近雇われたばかりで、屋敷の地理にはまだ不慣れ。
- スミス氏の甥、トム: 金遣いが荒く、借金があるらしい。
あなたは現場を検証し、以下の情報を得た。
- 宝石は厳重な金庫に保管されていたが、金庫は開けられていた。しかし、金庫の周りには争った形跡はない。
- 金庫の暗証番号は、スミス家の古いレシピ集に隠されているらしい。レシピ集は書斎の本棚にあり、誰でも手に取れる状態だった。
- メイドのアンは「午前中は洗濯をしていて、午後は庭の手入れをしていたジョンとおしゃべりしていました。」と証言。
- 庭師のジョンは「午前中は庭の手入れをしていて、午後はアンと話していました。レシピ集のことは何も知りません。」と証言。
- 甥のトムは「一日中自室にいて、本を読んでいた。レシピ集のことは知らないし、宝石にも興味はない。」と証言。
- あなたはレシピ集を調べた結果、奇妙な記述を見つけた。「最初の材料の数と、最後の材料の数を足すと、金庫の暗証番号になる。」
レシピ集に書かれていたのは、以下のケーキのレシピだった。
スミス家秘伝のチョコレートケーキ
- 強力粉:200g
- ココアパウダー:50g
- 砂糖:150g
- 卵:2個
- 牛乳:100ml
- バター:80g
- ベーキングパウダー:5g
- チョコレート:100g
- 生クリーム:50ml
- ブランデー:10ml
犯人は誰で、どのようにして宝石を盗んだのだろうか?
問題
- 金庫の暗証番号はいくつになるか?
- 犯人は誰か?
- 犯行の手口を説明せよ。
解答
-
金庫の暗証番号:
レシピの最初の材料は強力粉で、材料の数は200。最後の材料はブランデーで、材料の数は10。 200 + 10 = 210。 したがって、金庫の暗証番号は 210 である。
-
犯人:
犯人は 甥のトム である。
-
犯行の手口:
- トムは金遣いが荒く、借金があるため、宝石を盗む動機がある。
- 彼は一日中自室にいたと証言しているが、アリバイがない。
- レシピ集が書斎の本棚にあり、誰でも手に取れる状態であったため、トムは容易に暗証番号を知ることができた。
- トムは暗証番号を知って金庫を開け、「太陽の涙」を盗み出した。
- メイドと庭師のアリバイは成立している。庭師はレシピ集の存在を知らないと証言している。