2025-08-10 23:11 の謎
毎日謎解き:不思議な図書館の物語
プロローグ
あなたは、古い書物が並ぶ静かな図書館に迷い込みました。埃っぽい空気とインクの匂いが漂うこの場所で、あなたは一冊の奇妙な本を見つけます。表紙には何も書かれておらず、ただ鍵穴だけがあります。
あなたの目の前には、3つの古びた箱が置かれています。それぞれの箱には、次のような言葉が書かれたラベルが貼られています。
- 箱1:「この箱には鍵がある」
- 箱2:「鍵は箱3にはない」
- 箱3:「鍵は箱1にはない」
ただし、これらのラベルのうち、一つだけが真実です。
問題
鍵はどの箱に入っているでしょうか?論理的に考えて、鍵が入っている箱を特定してください。
解答
鍵が入っている箱は箱3です。以下に論理的な推論を示します。
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もし箱1のラベルが真実だと仮定した場合: 「この箱には鍵がある」が真実だとすると、箱1に鍵があることになります。しかし、この場合、箱3のラベル「鍵は箱1にはない」は偽りとなり、真実のラベルが一つしかないという条件に反します。したがって、箱1のラベルは偽りです。
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もし箱2のラベルが真実だと仮定した場合: 「鍵は箱3にはない」が真実だとすると、箱3には鍵がありません。また、箱1のラベルは偽りなので、箱1にも鍵はありません。すると、鍵は箱2にあることになります。この場合、箱3のラベル「鍵は箱1にはない」は真実となり、真実のラベルが一つしかないという条件に反します。したがって、箱2のラベルは偽りです。
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もし箱3のラベルが真実だと仮定した場合: 「鍵は箱1にはない」が真実だとすると、箱1には鍵がありません。また、箱1と箱2のラベルは偽りなので、箱1には鍵があるという記述と、鍵は箱3にはないという記述は誤りであることになります。つまり、鍵は箱3にあることになります。この場合、箱3のラベルだけが真実であり、条件を満たします。
したがって、鍵が入っている箱は箱3であると結論付けられます。