2025-08-09 18:15 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠
物語:
あなたは、名探偵の助手として、王室から依頼を受けました。王室に代々伝わる大切な王冠が、厳重に警備された王宮の一室から消えてしまったのです。
王宮の部屋には、以下の手がかりが残されていました。
- 部屋の扉は内側から鍵がかかっており、窓は全て閉まっていました。
- 部屋には、王、王妃、王子、王女、そして執事の5人が出入りしていました。
-
5人はそれぞれ、アリバイを主張しています。
- 王: 「私は書斎で歴史書を読んでいた。誰も見ていない。」
- 王妃: 「私は庭でバラの手入れをしていた。庭師が見ている。」
- 王子: 「私は剣術の稽古をしていた。騎士が見ている。」
- 王女: 「私は音楽室でピアノを弾いていた。音楽教師が見ている。」
- 執事: 「私は台所で夕食の準備をしていた。料理人が見ている。」
- 庭師、騎士、音楽教師、料理人は皆、アリバイを証言しています。
- しかし、王が読んでいたはずの歴史書は、昨日から書斎にはありませんでした。
問題:
王冠を盗んだのは誰でしょうか? どのようにして盗んだのでしょうか?
解答
犯人: 王
盗み方:
- 王は、アリバイとして「書斎で歴史書を読んでいた」と主張していますが、歴史書は昨日から書斎にありませんでした。つまり、王のアリバイは嘘です。
- 部屋は密室であり、他の4人にはアリバイを証言する人物がいます。
- 王は、事前に歴史書を隠し、王冠を盗んだ後、誰にも見られていない時間を利用して部屋から王冠を持ち出したと考えられます。
- 部屋の扉が内側から鍵がかかっていたのは、王が自分で鍵をかけたためです。
論理的根拠:
- 密室状況であること
- 5人のうち、アリバイが成立しない人物が1人しかいないこと
- アリバイが嘘であることの証拠(歴史書が存在しない)
これらの要素から、王が最も可能性の高い犯人であると結論付けられます。