2025-08-09 11:09 の謎

毎日謎解き：消えた王冠の謎

物語

あなたは腕利きの探偵。ある日、王国から緊急の依頼が舞い込みました。「王室の王冠が盗まれた！」王冠は厳重に警備された宝物庫に保管されており、侵入の形跡は全くありません。しかし、確かに王冠は消えていたのです。

手がかり

現場に残されたのは、以下の4つの証言と、奇妙な一枚のメモでした。

衛兵A：「私は昨晩、ずっと宝物庫の前を警備していました。誰も入っていません。ただ、夜中にネズミが一匹、宝物庫の中に走り込んでいくのを見ました。」
衛兵B：「私は衛兵Aと交代で警備についていました。交代の際、Aから『ネズミを見た』という報告は受けていません。私は交代後、一晩中、宝物庫の前で物音一つ聞きませんでした。」
王室庭師：「昨晩、庭の手入れをしていたら、カラスが王冠に似たものを運んでいるのを見ました。しかし、すぐにどこかへ飛び去ってしまい、追うことができませんでした。」
王室料理人：「昨晩は徹夜で晩餐会の準備をしていました。一度だけ、宝物庫の方から大きな音が聞こえたような気がしましたが、気のせいだと思ってそのまま作業を続けました。」

メモ

メモには、暗号のような文字が書かれていました。

「上上下下左右左右BA」

問題

これらの証言とメモから、王冠はどのようにして盗まれたのか、推理してください。

この謎解きのポイントは、メモの暗号とネズミの存在です。

メモの暗号：「上上下下左右左右BA」は、有名なゲームの隠しコマンド（コナミコマンド）を模したものです。このコマンドは、ゲーム内で特定の操作をすることで、隠された機能やアイテムが出現することがあります。
ネズミの存在：衛兵Aがネズミを目撃したという証言は、王冠が盗まれた方法を示唆しています。

推理

王冠の隠し場所：王冠は、宝物庫内に隠された秘密の場所に保管されていたと考えられます。
隠し場所の起動：メモの暗号（上上下下左右左右BA）は、秘密の場所を起動するためのコマンドです。宝物庫のどこかに、このコマンドを入力できる仕掛けがあるはずです。
ネズミの役割：ネズミは、その仕掛けを偶然起動させたと考えられます。ネズミが宝物庫内を走り回る際に、何らかの拍子にコマンドが入力されたのです。
王室料理人の証言：王室料理人が聞いた「大きな音」は、秘密の場所が起動した音だったのでしょう。

結論

王冠は、ネズミが偶然起動させた秘密の仕掛けによって、宝物庫内の隠された場所に移されたのです。つまり、盗まれたのではなく、隠されただけなのです。