2025-08-08 18:15 の謎
毎日楽しめる謎解き:古書店と秘密の暗号
物語
あなたは古書店「言の葉堂」の店主だ。店は静かで、埃っぽい本の匂いが漂っている。ある日、見慣れない少年がやってきた。彼は緊張した面持ちで、古びた手帳を差し出した。
「これ、祖父が大切にしていたものなんです。でも、何が書いてあるのか、誰にもわからないんです。」
手帳を開くと、奇妙な記号と数字が並んでいる。どうやら暗号のようだ。少年は祖父の遺したこの暗号を解き明かしたいと強く願っている。あなたは少年のために、暗号解読に挑戦することにした。
問題
手帳には、次のような暗号が書かれていた。
A = 1, B = 2, C = 3, ... Z = 26
猫 = 13, 犬 = 16, 猿 = 27
林檎 = ?
「林檎」に当てはまる数字を求めよ。
ヒント
- アルファベットと数字の関係に注目しよう。
- 「猫」「犬」「猿」とそれぞれの数字の関係をよく見てみよう。
- 日本語とアルファベットを組み合わせて考えると、何かに気づくはずだ。
解答
まず、与えられた情報を整理します。
- A = 1, B = 2, C = 3, … Z = 26
- 猫 = 13, 犬 = 16, 猿 = 27
「猫」「犬」「猿」をローマ字で表記すると、以下のようになります。
- 猫 (Neko) = 13
- 犬 (Inu) = 16
- 猿 (Saru) = 27
それぞれの単語のローマ字表記におけるアルファベットの数字を足し合わせると、以下のようになります。
- Neko = 14 + 5 + 11 + 15 = 45
- Inu = 9 + 14 + 21 = 44
- Saru = 19 + 1 + 18 + 21 = 59
それぞれの合計と暗号で与えられた数字の差を見てみましょう。
- 猫 (Neko): 45 - 13 = 32
- 犬 (Inu): 44 - 16 = 28
- 猿 (Saru): 59 - 27 = 32
「猫」と「猿」は差が32で同じですが、「犬」は28と異なっています。これは「犬」のローマ字表記が3文字であるのに対し、「猫」と「猿」は4文字であることに起因すると考えられます。
つまり、暗号の法則は、以下のようであると考えられます。
- 単語をローマ字で表記する。
- ローマ字表記された各アルファベットに対応する数字を足し合わせる。
- 合計から、文字数×8 を引く。
この法則に従って「林檎 (Ringo)」を計算します。
- 林檎 = Ringo
- Ringo = 18 + 9 + 14 + 7 + 15 = 63
- 63 - (5 * 8) = 63 - 40 = 23
したがって、「林檎」に当てはまる数字は 23 です。
答え:23