2025-08-08 11:11 の謎
毎日楽しめる謎解き問題:秘密のレシピ
問題
あなたは有名な料理研究家のアシスタント。先生は長年かけて完成させた「究極のアップルパイ」のレシピを、とても大切に保管していました。しかし、先生が急な海外出張に行くことになり、レシピの管理を任されたあなたは、保管場所を確認して愕然としました。
レシピはバラバラに切り刻まれ、以下のメモと共に、先生の書斎のあちこちに隠されていたのです。
メモ:
「愛しの弟子へ。このレシピは、私の魂。君ならきっと、この謎を解き明かし、最高のアップルパイを完成させてくれると信じている。ヒントは『時の流れ』だ。」
レシピの断片:
- 「最初は甘く、やがて酸っぱく。それはまるで…」
- 「焦げ付かぬよう、見守ること…分」
- 「黄金色に輝くまで…度で焼く」
- 「隠し味は、ほんの少しの…」
- 「パイ生地は、冷たい…と…を混ぜて」
- 「シナモンの香りが、全体を包み込む…」
- 「愛情込めて…個のリンゴを」
書斎で見つかった手がかり:
- 古い振り子時計が、10時10分を指して止まっている。
- 先生が愛用していた古い日記帳には、1月5日、3月7日、5月9日、7月11日、9月13日、11月15日に、アップルパイを焼いた記録がある。各日の記録には、材料の調合や焼き加減について細かく書かれている。
- 先生がいつも使っているスパイスラックには、「塩」「砂糖」「シナモン」「ナツメグ」の4つのスパイスが並んでいる。
- 冷蔵庫には、バターと小麦粉がある。
これらの情報から、究極のアップルパイのレシピを完成させてください。具体的には、以下の情報を特定してください。
- リンゴの個数
- 焼く温度
- 焼く時間
- 隠し味
解答
まず、「時の流れ」がヒントであることから、日記帳の日付に着目します。 日記帳の日付は、1月5日、3月7日、5月9日、7月11日、9月13日、11月15日と、月と日がそれぞれ2ずつ増えています。
1. リンゴの個数:
メモの7番「愛情込めて…個のリンゴを」から、リンゴの個数を求めます。日記の日付の日の部分に注目すると、5,7,9,11,13,15と数字が並んでいます。これらの数字を足し合わせると、5+7+9+11+13+15=60。これを日付の数である6で割ると10。よってリンゴの数は10個。
2. 焼く温度:
メモの3番「黄金色に輝くまで…度で焼く」から、焼く温度を求めます。振り子時計が10時10分を指していることから、10時10分を1010と見ます。これを日付の数である6で割ると約168。メモの3番に「黄金色に輝くまで」とあるため、少し高めの170度で焼く。
3. 焼く時間:
メモの2番「焦げ付かぬよう、見守ること…分」から、焼く時間を求めます。日記の日付の月の部分に注目すると、1,3,5,7,9,11と数字が並んでいます。これらの数字を足し合わせると、1+3+5+7+9+11=36。よって焼く時間は36分。
4. 隠し味:
メモの4番「隠し味は、ほんの少しの…」から、隠し味を求めます。メモの1番「最初は甘く、やがて酸っぱく。それはまるで…」とあるので、塩が適切でしょう。
したがって、究極のアップルパイのレシピは以下のようになります。
- リンゴ:10個
- 焼く温度:170度
- 焼く時間:36分
- 隠し味:塩