2025-08-05 06:20 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の宝石
物語:
あなたは名探偵。ある日、王室から緊急の依頼が舞い込みました。
「大変です!明日の戴冠式で使用される王冠から、最も重要な宝石『希望の星』が消えてしまったのです!城内は厳重に警備されており、外部の者の侵入は考えられません。どうか、明日の朝までに宝石を見つけてください!」
城に到着したあなたは、王室関係者から事情を聞き取りました。
- 国王: 「戴冠式を明日に控えて、こんなことになるとは…。希望の星は王家の象徴であり、無くてはならないものなのです。」
- 王妃: 「昨夜、宝石が王冠に嵌められているのを確認しました。今朝、侍女が王冠を磨こうとしたところ、宝石が無くなっていたそうです。」
- 王子: 「父上と母上が寝静まった後、少しだけ王冠を見に行きました。その時はまだ宝石はありましたよ。」
- 侍女: 「今朝、王冠を磨こうとしたら、宝石が無くなっていました。王冠はいつも、この部屋の金庫の中に保管されています。」
- 警備隊長: 「昨夜から今朝にかけて、城に出入りした者は一人もいません。警備は万全でした。」
現場となった金庫は、確かに厳重に施錠されていました。しかし、あなたは金庫の隅に、小さな糸くずが落ちているのを見つけました。
問題:
上記の情報と状況から、宝石を盗んだのは誰でしょうか?そして、どのようにして宝石を盗み出したのでしょうか?
ヒント:
- 登場人物の発言の中に、矛盾している点はありませんか?
- 糸くずは何を意味するのでしょうか?
- 王冠はどこに保管されていましたか?
解答
犯人: 王子
犯行方法:
王子は、宝石を盗んだ犯人です。
王子は「父上と母上が寝静まった後、少しだけ王冠を見に行った」と証言していますが、これが嘘です。王子は夜中に宝石を盗み出すために金庫を開けました。
金庫の隅に落ちていた糸くずは、王子が宝石を盗む際に手袋か何かに引っかかって落ちたものです。
王子が宝石を盗んだ理由は不明ですが、王冠の宝石を盗むことができる人物は、自由に王冠を見ることができる人物に限られます。厳重な警備を考えると外部の犯行は難しく、内部の人物による犯行である可能性が高いです。王様と王妃は宝石が無くなったことに困惑しており、侍女には宝石を盗む動機が見当たりません。
したがって、最も可能性が高いのは王子です。