2025-08-04 14:17 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
物語
古の王国、アルカディア。この国に代々伝わる「太陽の王冠」は、国の象徴であり、繁栄の源とされていました。しかし、今朝、王宮の厳重な警備をかいくぐり、王冠が忽然と姿を消してしまったのです!
事件の調査を任されたのは、若き名探偵であるあなた。王宮に残された手がかりは、以下の3つの証言と、王冠が安置されていた展示ケースの前に落ちていた一枚のトランプのカード(スペードの7)だけです。
証言
- 王室警備隊長: 「昨夜、王宮内を巡回した際、確かに王冠は展示ケースの中にありました。最後に確認したのは、午前0時頃です。不審な人物は見かけませんでした。」
- 侍女: 「今朝、王冠がないことに気づいたのは私です。午前7時頃、展示ケースの鍵が開いているのを見つけました。昨日、最後に王冠を見たのは午後10時頃、掃除の時です。」
- 庭師: 「昨夜は満月でした。庭の手入れを終えた後、午前2時頃に王宮の窓から誰かが慌てて出ていくのを見ました。その人物は、帽子を目深にかぶっていて、顔はよく見えませんでした。」
問題
上記の証言とトランプのカードから、王冠を盗んだ犯人は誰でしょうか? そして、犯行時刻はいつでしょうか?
ヒント
- アリバイ(犯行時刻に別の場所にいたという証拠)を検討する。
- トランプのカードが意味するものを考える。
解答
犯人:庭師
犯行時刻:午前2時頃
解説:
- アリバイの確認:
- 警備隊長は午前0時に王冠を確認しており、侍女は午後10時に王冠を確認しています。
- 庭師は午前2時に人影を見たという証言から、午前2時頃に王宮内にいたことがわかります。
- トランプのカードの解釈:
- スペードの7は、「7」を「な(7)」と読み替えると、「庭」と解釈できます。つまり、トランプのカードは庭師を示唆しています。
- また、スペードは「闇」や「夜」を連想させ、庭師が人影を見た「夜」と関連付けられます。
- 犯行時刻の特定:
- 庭師が人影を見たのが午前2時であり、その人物が慌てて出て行ったことから、その人物が王冠を盗んだ犯人である可能性が高いと考えられます。
- 警備隊長が午前0時に王冠を確認しているので、犯行時刻は午前0時から午前2時の間となります。庭師が人影を見たのが午前2時頃なので、犯行時刻は午前2時頃と特定できます。
結論:
庭師は、満月の夜に王宮に侵入し、王冠を盗んで逃走したと考えられます。トランプのカードは、彼が犯人であることを示す証拠として残されました。