2025-08-02 09:13 の謎

毎日謎解き:古書店と秘密の暗号

【今日の謎】

あなたは古びた街の一角にある、ひっそりとした古書店「言の葉堂」に迷い込みました。店主のおじいさんは奥で本を読んでいて、こちらに気づくと優しく微笑みます。

「いらっしゃい。何かお探しですか?」

あなたは特に目的もなく、ただ古書の匂いに惹かれて入ったことを告げます。すると、おじいさんは目を輝かせて言いました。

「それは良い。偶然というのも、また運命なのですよ。もしよろしければ、少しだけ謎解きに挑戦してみませんか?解けたら、とっておきの本をプレゼントしましょう。」

あなたは興味津々で頷きました。おじいさんは、古い紙を取り出してこう言います。

「これは、昔この店にあった本に隠されていた暗号です。解読できた人はいまだかつていません。さあ、挑戦してみてください。」

紙には、奇妙な記号と数字が書かれていました。

A = 1
E = 5
I = 9
O = 15
U = 21

そして、

X - Y = 3
Z + W = 17
V / T = 2

この法則に従って、この言葉を解読してください。

7 - 15 - 4 - 5

おじいさんはにこやかに言います。

「焦らず、じっくりと考えてください。ヒントは…記号と数字の関係性、そして、アルファベットです。」

さて、あなたは暗号を解読し、おじいさんからとっておきの本を手に入れることができるでしょうか?

解答

まずは与えられた情報から、アルファベットと数字の対応関係を整理します。

これらは、アルファベットの母音 (A, E, I, O, U) が、アルファベット順に 1, 5, 9, 15, 21 と対応していることを示しています。

次に、X, Y, Z, W, V, T の値を求める必要があります。

これらの式だけでは、それぞれの値を一意に定めることはできません。しかし、問題文に「ヒントは…記号と数字の関係性、そして、アルファベットです。」とあることから、X, Y, Z, W, V, T もアルファベットの文字に対応した数字であると推測できます。

アルファベットの順番を考慮すると、

ここで、一連のアルファベット順が連続しているわけでは無いことに気がつきます。 このことから、母音以外にもアルファベットと数字の関連性があると推測できます。

今一度、3つの式を注意深く観察すると、それぞれの式で使われているアルファベットが、アルファベット順で連続していることがわかります。

そして、それぞれの式に当てはまるアルファベットと数字の組み合わせは以下の通りです。

上記より、D=4, H=8, I=9, A=1, B=2 となります。

以上の対応関係を使って、暗号を解読します。

7 - 15 - 4 - 5

それぞれの数字に対応するアルファベットを探すと…

したがって、解読された言葉は「GOODE」となります。