2025-07-31 18:18 の謎
毎日謎解き:秘密の図書館からの脱出
【ストーリー】
あなたは、街の片隅にある古びた図書館に迷い込んでしまいました。そこは「秘密の図書館」と呼ばれ、特定の時間になると不思議な現象が起こるという噂があります。
気がつくと、図書館の扉は固く閉ざされ、窓もありません。壁には古びた時計が一つ。時計は午後5時55分を指しています。
図書館内を調べてみると、埃を被った机の上に、一冊の本が開かれた状態で置かれています。本のページには、奇妙な図形と文章が書かれていました。
【問題】
本に書かれた内容は以下の通りです。
図形:
(下図を想像してください。もし図形が表現できない場合は、以下のテキストで代用してください。)
- 正方形の中に円が内接している。
- 円の中に正三角形が内接している。
- 正三角形の中に星形(五芒星)が内接している。
(テキスト代用:正方形→円→正三角形→星形)
文章:
「時は金なり。だが、ここでは少し違う。図形の中に隠された数字を読み解き、時計の針を進めよ。5分後の未来に、脱出の道が開かれる。」
図書館内には他に手がかりは見当たりません。あなたは図形と文章を頼りに、この図書館から脱出しなければなりません。
この図書館から脱出するには、どうすれば良いでしょうか?
解答
この謎解きは、図形に隠された「角度」と、文章の「時計の針を進める」という指示を組み合わせることで解けます。
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図形の解読: 図形は「正方形→円→正三角形→星形」という順で内接しています。それぞれの図形が持つ角度に注目します。
- 正方形:内角は全て90度
- 正三角形:内角は全て60度
- 星形(五芒星):先端の角度は全て36度
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数字の導出: 図形の順番に角度を並べると「90, 60, 36」という数字が得られます。
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時計の針を進める: 文章には「時計の針を進めよ」とあります。先ほど導き出した数字を「分」として捉え、時計の針を進めます。
- 現在の時刻:午後5時55分
- 進める時間:90分 + 60分 + 36分 = 186分 = 3時間6分
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脱出の瞬間: 午後5時55分から3時間6分後、時計は午後9時1分を指します。この瞬間に、図書館の扉が開きます。
解説:
この謎解きは、図形から連想される角度を読み解き、それらを足し合わせることで特定の時間を作り出すという論理的な思考を必要とします。文章の「5分後の未来」という表現は、単なる時間経過ではなく、謎を解くことによって未来(脱出)が開かれるという意味を含んでいます。