2025-07-30 04:35 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
物語
古の王国、アルカディア。そこには代々受け継がれる美しい王冠がありました。しかし、ある朝、王冠が王宮の宝物庫から忽然と姿を消してしまったのです。
王は、王国一の知恵者であるあなたに、王冠の捜索を依頼しました。
宝物庫には、王冠が置かれていた台座の周りに、奇妙なメッセージが残されていました。
メッセージ
「時を司る者が鍵を握る。 最初と最後の言葉を繋げ、 隠された場所を照らせ。」
さらに、宝物庫には以下の物が残されていました。
-
古時計: 文字盤が少し変わっており、数字の代わりにアルファベットが書かれています。
- 1: A
- 2: C
- 3: E
- 4: G
- 5: I
- 6: K
- 7: M
- 8: O
- 9: Q
- 10: S
- 11: U
- 12: W
-
古い書物: ページの端が少し焦げており、いくつかの単語が読めなくなっています。
「知識は力なり、[ ]は[ ]なり。しかし、[ ]は[ ]なり。」
ただし、この文章は有名なことわざの一部であることはわかっています。
-
王国地図: 王宮を中心に、いくつかの場所にマークがついています。マークの横には、それぞれ数字が書かれています。
- 庭園: 3
- 図書館: 8
- 鍛冶屋: 12
- 市場: 5
- 礼拝堂: 7
謎
メッセージと残された物を手がかりに、王冠が隠された場所を特定してください。
解答
まず、メッセージを解読します。
「時を司る者が鍵を握る」→ 古時計のこと。
「最初と最後の言葉を繋げ」→ 古い書物のことわざを完成させる必要があります。
ことわざとして有名なのは「知識は力なり、時は金なり。しかし、無知は罪なり。」です。
- [ 時 ]は[ 金 ]なり
- [ 無知 ]は[ 罪 ]なり
このことわざの最初の言葉は「時」、最後の言葉は「罪」です。
古時計の文字盤に従って、「時」と「罪」を数字に変換します。
- 時(T)→ 20番目のアルファベットは対応する数字がないので、この時計の文字盤で探します。「時」に対応するアルファベットはありません。しかし、「時」を英語にすると「Time」となり、Tはアルファベットの20番目です。20番目のアルファベットはありません。しかし、「時」を別の言い方で表現すると、「とき」=「刻」となります。「刻」に対応するアルファベットを探すとありません。
- 罪(Z)→ 26番目のアルファベットは対応する数字がないので、この時計の文字盤で探します。「罪」に対応するアルファベットはありません。「罪」を英語にすると「Sin」となり、Sはアルファベットの19番目です。19番目のアルファベットはありません。
ここで、メッセージの解釈を変えます。
「最初と最後の言葉を繋げ、隠された場所を照らせ。」
→「最初」と「最後」という言葉に着目し、古時計の文字盤の最初と最後のアルファベットを繋げると、AとWです。
AとWに対応する数字は、1と12です。
王国地図を見ると、1と12に対応する場所は書かれていません。しかし、この2つの数字を足すと13になります。
1 + 12 = 13
13に対応する場所も地図にはありません。
さらに解釈を変えます。
王国地図の場所に対応する数字と、AとWに対応する数字を足し合わせます。
- 庭園: 3 + 1 = 4 (G)
- 図書館: 8 + 12 = 20 (存在しない)
- 鍛冶屋: 12 + 1 = 13 (存在しない)
- 市場: 5 + 12 = 17 (存在しない)
- 礼拝堂: 7 + 1 = 8 (O)
しかし、これでも正解にはたどり着けません。
メッセージに戻ります。
「時を司る者が鍵を握る。」という部分に着目すると、古時計の針が重要であることに気が付きます。
時計の針は、通常、短針と長針の2本です。
短針は「時」を、長針は「分」を指します。
時計の文字盤で、「時」と「分」に対応するアルファベットを探します。
- 時(T): 上記の通り、文字盤にはありません。
- 分(M): 7
地図を見ると、7に対応する場所は「礼拝堂」です。
隠された場所:礼拝堂
礼拝堂の祭壇の裏に、王冠が隠されていました。