2025-07-29 10:13 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
物語
ここは、歴史ある美しい国、エルディア。エルディア国には、代々王家に伝わる「太陽の王冠」という、それはそれは美しい王冠がありました。ある日、その王冠が王宮の厳重な警備を掻い潜り、忽然と姿を消してしまったのです!
王様は名探偵であるあなたに、王冠の捜索を依頼しました。
王宮には、アリバイを主張する3人の容疑者がいます。
- 騎士団長: 「王冠が消えた時間帯は、剣術の訓練場で部下と訓練をしていました。訓練場の記録を見れば、私がそこにいたことは明らかです。」
- 王妃: 「私はその時間、庭園でバラの手入れをしておりました。庭師も私の姿を見たはずです。」
- 道化師: 「私は自分の部屋で、新しいジョークを考えていました。誰とも会っていません。」
しかし、あなたは王宮の調査で以下の情報を得ました。
- 王冠が消えたのは、午後3時から4時の間。
- 騎士団長の訓練場の記録によると、午後3時30分から4時まで、騎士団長は訓練場にいた。しかし、午後3時から3時30分までは記録がない。
- 庭師は午後3時30分に庭園を離れ、休憩を取っていた。
- 道化師の部屋は王冠が保管されていた部屋の真上にある。そして、道化師は昔から手先が器用で、ロープを使ったトリッキーな芸を得意としていた。
問題
上記の情報を元に、太陽の王冠を盗んだのは誰でしょうか? 理由も添えて答えてください。
解答
犯人は道化師です。
理由
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騎士団長は、午後3時30分から4時まではアリバイがありますが、午後3時から3時30分までのアリバイがありません。しかし、剣術の訓練には準備運動や片付けも必要であることを考えると、王冠を盗むために王冠の保管場所まで行き来するには時間が足りません。
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王妃は、庭師が午後3時30分まで庭園にいたという証言から、それまではアリバイがあります。しかし、庭師が休憩に入った後の行動は不明であり、王冠を盗むことは可能ですが、他の容疑者より不自然です。
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道化師は、アリバイがなく、部屋が王冠の保管場所の真上という決定的な状況証拠があります。手先の器用さとロープを使った芸が得意であることから、部屋からロープを伝って王冠を盗み、部屋に持ち帰ることが可能です。