2025-07-28 15:14 の謎

毎日謎解き:古書店「言の葉堂」の奇妙な依頼

あなたは古書店「言の葉堂」の店主、時雨(しぐれ)です。言の葉堂は、古い書物だけでなく、持ち主の思い出や物語が詰まった品々も扱う、少し変わったお店です。

ある雨の日、一人の老紳士が店を訪れました。彼は古びた手帳を差し出し、こう言います。

「この手帳には、私の大切な宝物の場所が記されています。しかし、暗号化されていて解読できません。どうか、時雨さん、私に代わって謎を解き、宝物の場所を教えていただけないでしょうか。」

老紳士が残した手帳には、以下の記述がありました。

1. 始まりは「言の葉」の数。 2. そこから時計回りに三つ進む。 3. 次は、季節を告げる鳥の声。 4. さらに反時計回りに二つ戻る。 5. 最後に、喜びの色を足す。

手帳には、一枚の地図が挟まれていました。地図には、円状に配置された十二個の場所が描かれています。それぞれの場所には、以下の言葉が記されていました。

  1. 言の葉
  2. 小川
  3. 時計台
  4. 広場
  5. 教会
  6. 市場
  7. 公園
  8. 劇場
  9. 図書館

老紳士の宝物がある場所はどこでしょうか?

解答

まず、暗号を一つずつ解読していきます。

  1. 始まりは「言の葉」の数: 「言の葉」は地図上の1番の場所です。言葉の数は「3文字」なので、スタート地点は3番の「小川」になります。
  2. そこから時計回りに三つ進む: 「小川」から時計回りに三つ進むと、「橋」になります。(3→4→5→6)
  3. 次は、季節を告げる鳥の声: 季節を告げる鳥といえば「ホトトギス(不如帰)」です。「ホトトギス」を漢字で書くと「杜鵑」で7画なので、「橋」から7つ進みます。6→7→8→9→10→11→12→1。よって「言の葉」に戻ります。
  4. さらに反時計回りに二つ戻る: 「言の葉」から反時計回りに二つ戻ると、「図書館」になります。(1→12→11)
  5. 最後に、喜びの色を足す: 喜びの色といえば、お祝い事にも使われる「赤」です。「赤」は3画なので、「図書館」から3つ進みます。12→1→2→「泉」

したがって、老紳士の宝物がある場所は「泉」です。